こく

赤色彗星倶楽部のこくのレビュー・感想・評価

赤色彗星倶楽部(2017年製作の映画)
2.7
PFF入選作品。映画美学校とかワークショップで馬鹿な講師に学んだはずなのに、ちゃんとエンタメを志向した作品を作っているのがよい。PFFは独りよがりなバカアート映画が多いので、このこころざしが貴重。

天文部が彗星を自作して、時空を越えて死んだヒロインに会うとか、設定は最高。

後は、監督がこの物語をちゃんと語れる力をつけ、生徒たちがまともに演技できれたら。

余談ですが、映画専門学校に通った知人の話。「スピルバーグが好き」といったら講師(←売れない監督や無名脚本家とかが多い)や生徒に超馬鹿にされたという。そいつらは数年後、スピルバーグがアカデミー賞を撮ったら超絶賛していた。クソだよね。
こく

こく