赤色彗星倶楽部の作品情報・感想・評価・動画配信

『赤色彗星倶楽部』に投稿された感想・評価

高校生を描いた群像劇としてとても面白い作品だった。

文化祭の時に彗星が到来するという、大きな出来事を中心としながらも、そこだけにとらわれずに、その日に至るまでの高校生たちの姿がテンポよく描かれる。
しかも、人物造形と描写が抜群に上手い。
とりたてて特別なことがあるわけでもないのに、観ているうちに自然と人物たちが頭に入ってくる。
主人公のジュンとハナだけでなく、天文部のヨシアツ、ハタケ、カヨも、名前まで含めてすんなり受け入れられるのは、さりげないけどすごいなあと感じた。

特別な一日をめぐる高校生たち、という構図。さらに、どこか衝動的、刹那的にも見える様子は「台風クラブ」を彷彿とさせられた。
タイトルといい、描き方といい、コミカルな感じといい、監督はたぶん意識していたんじゃないだろうか。

一点を除いては、何かが起こる映画ではないのに、少しも地味に見えない。
それでいて、ギリギリのところで、わざとらしくもなっていない。
実際に高校にいそうな少年少女たちが、あり得そうな日常を生きている。
それはキラキラしてもいなければ、劇的でもないけれど、なにか心を打つ。
地味に淡々とこういうのを描いた作品は多いけれど、こんな感じでテンポよく描いて見せたのは珍しいと思った。

最後のファンタジックな展開は賛否がありそうな気もするが、個人的には納得したし、気持ちもよかった。
青春群像劇として、いい映画だと思う。
kassy

kassyの感想・評価

3.0
主人公ジュンと天文部の仲間たちの青春恋愛ドラマ。彗星の真実なんてどうでもいいのかな。学生の人生、暇なようだけど、想うこと悩むことはつきないですよね。これも青春です。
最初はめっちゃ昭和の映画っぽくて良いな~って思ったけど, どんどん違うくなって残念. 笑い所っぽいシーンはちらほらあれど, いかんせんギャグセンがない. 音が悪い, 声が聞こえん. 後半にかけてよく見られる黒味の多用はナンセンスです. 終盤, 普通なら盛り上がってそうなシーンも音楽が微妙でぬる~っとしてて退屈.

あと個人的にこういう映画祭で受賞歴のある自主映画は, 自分が映画の道を挫折したコンプレックスを刺激されるから観ていて辛い(評価には影響してません).
ユウ

ユウの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

エモい。青春。
横向きでいいから。

好きだ。3回もみてしまった。

エンディングテーマもいい。
その時の車が横切るシーンもいい。
エモすぎる。
全然知らないバンドだけど。
アマチュアバンド?サイトが閉鎖されてる。なんだがミステリー(笑)

オススメです!
メタ壱

メタ壱の感想・評価

3.8
約60年に一度の彗星の接近が間近になり、その観測を楽しみにしているとある高校の天文部。
タイムパラドックスを引き起こすのではないかと話題になっている彗星接近だったが、彼らはそれぞれの想いとともにごく普通の日常を過ごしていた…というお話し。

透明感と瑞々しさと、青春の甘苦さの入り混じった青春物語り。

「真実ってさりげないですね。」っていうセリフが特に心に残りました。

人生って、映画など物語ではとてもドラマチックにロマンチックに描かれるし、人が思い出を振り返る時それもまたそんな風に思い出されたりします。

だけど人生って、どんな時も淡々と流れていくし、人の気持ちって意外とシンプルだし、伏線もなければ回収もありません。

世の中の多種多様な存在も実は単純な原子の集まりだったりで、人が望むようなロマンもファンタジーもありません。

だけど、ロマンチシズムとリアリズムは相反するものではなく、ロマンチシズムはリアリズムの中にこそあるのだと思います。
もりぐ

もりぐの感想・評価

3.8
もう世界観が分からなすぎたんだけど、自分に向けられて撮られた作品ではないと割り切ってからは良かった。

観終わってtetoの“teen age”を聴いた。
Yuya

Yuyaの感想・評価

4.2
刹那の瞬間 強烈な瞬きを放っては
彼方へと過ぎ去ってゆく 彗星の光
それは 忘却の暗闇に浮かぶ
青春の憧憬とも似た煌めきなんかな

サルトルの小説が暗示する実存主義
実態なき時間の概念と 感情に
悩める未成年達の 頼りない揺らぎが
痛々しくもあり 瑞々しくも思えて
恨めしいような 羨ましいような…

黒板消しクリーナーのボリューム
夏の夜の鬱蒼と 催事の鼓動の高鳴り
教師の口癖に ネクターの缶の紅まで
"何気ない特別"に 満ちていたなぁ

そーいや 国語の教師がよく言ってたっけ
「当然の"然"は自然の"然"」とかなんとか
おかげで "当前"ってな間違いはないけど
いつまでも 鼓膜にこびりついてらぁね

♪ 散々愛燦燦が降っていた
 冷房の音だけが響いてた
 あの部屋の甘い空気はどこに
早稲田大学映画研究会の作品。
昔、北大生が作った自主制作映画とほぼ同じで会話が聞き取れない
ゴミ音響。
会話が聞こえないので、ストーリーは当然理解できず、
青春群像劇というには青春らしさを感じる点も少なく
セリフの言い回しもあまり好ましくない。
本当に「大学生」がつくった映画って感じ。
つくった本人がニコニコして、嬉しそうにオナニーしてる映画。
音楽がいいといわれてるがそれもわからず、環境音はバカデカで
セミの音もループ点がわかるほどの粗雑さ。
オチも微妙。言うことなしの低評価です。
爽人

爽人の感想・評価

3.5
何十年に一度の彗星が来る前後の、とある天文部の話。

良くも悪くもなんとも言えない自主作成感のある映画だった。
ゴテゴテしてない感じのストーリーと、素朴な演技があってる。

全体の雰囲気がめっちゃ好き。日本らしい抽象の美学的なものを感じる。
その分ロジックとかは度外視されてる。

80分の映画なので、サクッと映画見たい時におすすめ。
こナツ

こナツの感想・評価

3.4
「なにを忘れて 大人になろうか」
「青春は 普遍的に平凡で 余韻だけが鮮やかだ」

キャッチコピーにグッときてずっと気になってた作品。タイトルもジャケットも良い。

もうさ、開始早々に聞こえる環境音が爆裂にエモい。虫の声。部活動をしている学生の声。暗幕で暗くした教室に、雑多に置かれた物。
大人になった今は文化部に入って、内輪ノリを楽しみたかったなという気持ち。

永田ちゃん出てるし、永田ちゃんならそこに座るよねという席に座っていて嬉しい。(笑)

151/2022
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