赤色彗星倶楽部の作品情報・感想・評価

赤色彗星倶楽部2017年製作の映画)

上映日:2018年02月10日

製作国:

上映時間:82分

3.7

あらすじ

数十年に一度、地球から観測される赤色彗星。「彗星が通り過ぎる時、強力な磁場を作ることによって、タイムパラドクスが発生する」という奇妙な学説を耳にした主人公ジュンと天文部の仲間たちは、宇宙をひた走る彗星と同じ物質であり、強い磁力を持つ「彗星核」の制作に取りかかった。くだらないことに没頭する仲間がいる、隣には幼馴染のハナがいる。平凡なようで、充足した日々。彗星の真実なんて、どうでもよかった。願い事な…

数十年に一度、地球から観測される赤色彗星。「彗星が通り過ぎる時、強力な磁場を作ることによって、タイムパラドクスが発生する」という奇妙な学説を耳にした主人公ジュンと天文部の仲間たちは、宇宙をひた走る彗星と同じ物質であり、強い磁力を持つ「彗星核」の制作に取りかかった。くだらないことに没頭する仲間がいる、隣には幼馴染のハナがいる。平凡なようで、充足した日々。彗星の真実なんて、どうでもよかった。願い事なんて、きっとひとつもなかった。

「赤色彗星倶楽部」に投稿された感想・評価

osusix

osusixの感想・評価

3.0
学生映画とは思えないクオリティで、学生にしかうつせないような瑞々しさ
なかなか面白かった。
とてもリズムがいい作品だったなと思ってて、会話の中に韻をふんだりしてるからというよりは、カットが優れている事によるものの様な気がする。映像も素晴らしいし。
マト

マトの感想・評価

3.5
・大林的良作青春映画。
・出てくる女子高生たちが魅力的でかわいい。オレも靴下パクりたい。
・登場人物の誰かが能力使って「リセットしました」って言いそうなサクラダ的な展開。
・軽音部のライブの曲が志村がいる頃のフジファブリックみたいだ。
・酒屋の場面で菊姫の鶴乃里のノボリ。菊姫うまいよ。
・エンドロール力強くてかっこいいっすね。
まごうことなき、よい【映画】でした

テアトルから駅までの道のり
そして新宿から地元まで余韻に浸れる映画でした!
nnn

nnnの感想・評価

3.8
良い。とってもエモい。エモいよー。
なんでもなく幸せな瞬間が詰まった時間を一緒に共有してくれる映画だった。
gah

gahの感想・評価

4.0
大林宣彦リスペクトなとこはもちろん、序盤の天文部メンバーの間の抜けたテンポ感も良かった。

現代的なモチーフが少ないのと、くすんだセピア調の色合いが多いのとで、昔の映画観てるような感じだった。また観たくなる。
nobuuuu

nobuuuuの感想・評価

4.5
2回みた

響く虫の声、帰り道とか学校でふと人に出会う感じ、待ち伏せ、軽音部、おさななじみ、だらだらしてる休み、過ぎてく時間ぜんぶ尊くてあの感じにもう一回会いたくてまた見たくなる
エモかったな〜〜

漫画読んでるみたいに、
ハタケもサクライもジュンもハナもカヨちゃんもウォォイの先輩もキャラが立ってて面白かった。

ジュンの絶望を無音で表現したのも、黄昏を、始めとした印象的なシーン展開もなんか全部すごく素敵だった。🙆‍♀️

初彼と観たのもかなりポイントだわ〜〜
enz

enzの感想・評価

3.4
テアトル新宿って地下にあるの本当によいですよね!?よいです!

映画は早稲田映画まつり以来の鑑賞で、ん〜〜まぁやっぱ床オナシーンが本当にいいなって思います。あいつは絶対床派だよな〜〜。
あと電話の呼び出し音がよい。大林を感じる。

インディーズ映画はまさに制約と誓約のもとに作られるというのがよく分かる作品です。

このレビューはネタバレを含みます

うん、最終日に新宿で観れて良かった。


あくまで一人の観客のただの感想ですけれど、また点数も付けてますけど、それは私にとっての映画遍歴の中での、今日の気分でつけているだけです。しかも映画なんか作れない、ただのおっさんの感想です。


凄く良いところもあるし、挑戦的な作品でもあります、が、何と言っても大学生が作ったとは思えないクオリティ。でも劇場にかかるってスゴイ事ですが、同時にそれは商業作品と比べられる事でもありますよね。


瑞々しい『今』でしか体現出来ない出演者さん方の演技、しかもその初回性が存分に楽しめる作品。監督のセンスを存分に感じられる作品でもあります、好きな人は大好きに、そうでない人も嫌いになれない、そんな作品です。


特に良かったのは、ヒロインのハナちゃん演じる手島さんのあどけなさはまさに今しか撮れない時間を切り取った感じがします。そしてそっけない主人公のジュンを演じられた羽馬さんの朴訥感も好印象でした、演技悪くないと思います。さらにボンクラダメ人間ハタケを演じられた方も悪くないため込み感があってイイですし、のっぽのノンポリくんもあっさりしていて良かったです。割合当て馬感になってしまう靴下の人も、その凡庸さが体現されていて(つまり舞台挨拶で見る限りそんな風に見えない美人さんに見えたので)良いと思います。


でも、どうしても、もう少し捻りが、もう少し上乗せが欲しい。それは私がおっさんになったから、なんですけど、とても手垢のついた、割合まっすぐな青春劇でありますし、宣伝でもそう謳ってしまっていますので、その点ネタバレしているのも同じくらいですから、だからこその、もう1つ飛び抜けるオリジナリティが欲しかった(もちろんこういう作品に初めて触れる人には、大変良く出来た完成度だと思いますけど、大林作品を観た事ある人にとっては、モチーフも絵もストーリィも、新鮮さが薄いとは思います)。

天文部という画面的に暗い映像が多くなるので難しい事に挑戦しているのに、もっとどうしてもこの絵が見せたかったんだ、というのが私には感じられなかったです。ぽいのは分かるんだけど。赤色ってタイトルにまで入れているわけで、赤で驚かせても欲しかったけど、無いのが新鮮ってなるくらいまでには至らなかったので・・・


あの栞に何が書いてあったか?を想像させるのはイイんですけど、でも、それをある程度ソースの人が言っちゃってるんで、まぁ男性向け目線としては仕方ないのかも。もう少し含みを持たせる、余白があっても良いのでは、とも思うけど、全体としては体感的に長く感じてしまったのも、新鮮さが足りなかったからなのかな?


新鮮さで言えば、能面の出だし感は最高なんだけど、もう少し絡みの具体性が欲しい。また環境音は分かるしイイけど、吹奏楽部の音出しが入っててフレーズが全然ない、合奏が無いのも単調な感じがある。そう言ってもここでクライマックスに合奏のクライマックス合わせると急に「桐島部活やめるってよ」感が出てきてしまうのも事実なので、そうではない何かが欲しい。


絵で言えば唯一、校舎の手前の先生の横切りと、奥に見える渡り廊下を走る天文部たちの部分には躍動感あって良かった。まぁ戸締り先生にももう少し彼也の何かがあってイイし、それを言えば古文の先生の突然すぎる感じも浮いてしまっていると感じてしまったが、これもオジサンのなせる感受性の問題かも。


劇中の「こういうのはドラマとかアニメで起こる話しかと思った」というニュアンスの会話がありましたが、それを映画の登場人物に言われてるのを忘れさせるくらいの没入感まで行ってないと体感してしまったのは、私がオジサンで感受性が低くなったからで、製作側には問題ないけど、一観客の一人としては残念。


結局元ネタ的な何かが分かってしまうのも、こっちがオジサンだからなんだけど、でも、あと一歩、新鮮な驚きが欲しい。白黒の分け方も良かったし、机がエヴァっぽいとか、PVがフジファブリックに寄せすぎとか、大林映画が大好きなんだな、とかは仕方ないにしても、その混ぜ方や見せ方に新鮮な驚きが少なかったのが残念。


それでも、学生映画とは思えない。東京の、早稲田の学生さんたちって本当に凄いですね、自分の大学生くらいってこの制作者たちの人からみたら12歳くらいだと思う、大変尊敬出来ます。
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