このレビューはネタバレを含みます
4DX SCREEN で観ました。
こういう形態もあるのか〜。両サイドの通常映らない部分まで見られることで、世界により深く入り込めるという仕掛けですね。
でもまあ個人的には正直、メインの正面だけで十分かもです。それでいっぱいいっぱいですし、両サイドを見ようと思ったら顔ごと回さないとですしw
4DX の動きは、他のと変わらず楽しめました。
バトルより、女性としての幸せとヒーローとしての責務の狭間で揺れ動き、悩む部分に重きを置いていて、そのためのシーンを長めに撮っている印象でした。
そのお陰か、決断のシーンはグッと来るものがありました。(個人的には、もう少し短くても良かった気はしましたがw)
バトル自体も、マン・オブ・スティールのレベルを期待していましたが、ちょっと大人しめに感じました。ビルや山をバカバカ壊しながら戦ってほしかったなぁw
前作を観てないのでワンダーウーマンの能力を知らないのですが、スーパーマンよりはだいぶ格が落ちる感じなんでしょうか。
アップが多くて分かりづらさも感じたし、ロープアクションもスパイダーマン ファー・フロム・ホームの方が上に感じてしまいました。
ただ、女性らしいしなやかさというか華というかを感じました。キャプテン・マーベルも女性だけど、もっとヒーロー然としてた気がします。強く美しいお姉様というのは良いですねw
スティーブとの息の合ったコンビプレイも良かったです。彼が、自分が常人レベルであることはわきまえた上でベストを尽くしてる感じでw
ボスのマックスのキャラも良かったと思います。野心家だけど邪悪ではなく、家族想いという感じですね。
アクション・バトルより各キャラの思い・行動を見る作品だと思いました。
(ここからネタバレあり)
バーバラが願いを取り消した理由がイマイチ分かリませんでした。願いの代償で失った優しさ・・・それは別に良くない?w
唯一だったダイアナとの友情を失うとか?孤立して好きな考古学ができないとか?なかなか、あのスーパーパワーと引き換えに取り戻したい物が見つかりませんね・・・。
願いを取り消すと綺麗に全てが無かったことになるのは、なかなか都合の良さを感じてしまいました。発射されてしまった核ミサイルは、ワンダーウーマンが何とかするとか・・・は厳しいかw
「石」は、一時的な幸せと割り切って好きに使って、気が済んだら取り消せば良いんだなって思ってしまいましたw