ゆずひこさんの映画レビュー・感想・評価

ゆずひこ

ゆずひこ

映画(738)
ドラマ(0)

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

4.0

その美しすぎる容姿から「死の天使」と呼ばれたアルゼンチンの連続殺人犯、カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチを基に作られたクライムドラマ映画。
これは実話の殺人犯をモデルに作られた映画だが、本当のサ
>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.0

ベビーマスクの殺人犯に殺される一日を繰り返すループからやっと抜け出したツリー。しかしどういう訳か同じループにハマってしまった男と遭遇するが…。
二作で一つの作品。とにかく収まるところに帰結していくスト
>>続きを読む

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.0

one summer can change everything. (ひと夏の経験がすべてを変える)

ティモシーシャラメ演じる純粋で奥手な少年がひと夏の出来事をきっかけに破滅へ向かっていくジェットコ
>>続きを読む

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.2

日本の若者の死因の1位は自殺だという結果が出てるが、アメリカの若者の死因の1位を占めてるのは薬物過剰摂取。その数なんと年間7万人という。

将来を期待されているどこをとっても完璧な青年ニックが何気なく
>>続きを読む

メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.0

19世期イギリス、18歳という年齢でベストセラーのフランケンシュタインを書き上げたメアリーシェリーの伝記映画だ。
小説家を夢見るメアリーは"異端の天才"と呼ばれる詩人パーシーと出会い恋に落ちる。パーシ
>>続きを読む

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

4.0

「ライ麦畑でつかまえて」は海外小説のなかでもかなり有名な青春文学だよね。
俺も人生を変えられた大好きな本の一つなんだけど、ただの青春文学ではなく主人公の少年ホールデンはサイコで尖ってて皮肉な野郎だ。世
>>続きを読む

テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

4.0

初めてテリーギリアムの映画を見たのは六年前の高一の時。父ちゃんにすすめられた12モンキーズは衝撃的なストーリーと世界観にのめり込んで映画好きになったきっかけの作品の一つでもある。すぐさま見た未来世紀ブ>>続きを読む

キング(2019年製作の映画)

3.2

シェイクスピアが原作。15世期前半に王位に就き、どんな挑発にも乗らず常に冷静な判断を下し、戦争では自ら前線に立ち仲間を鼓舞していたヘンリー五世の実話を基にした伝記映画だ。
"君の名前で僕を呼んで"で繊
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

君の名前で僕を呼び、僕の名前で君を呼ぶ。
愛とは、知性をも超越した精神の繋がりで人生のなかで滅多に訪れるものではない。しかし、その自我を狂わせるほど動物的な熱情に人は向き合えず遠ざけて逃してしまうのだ
>>続きを読む

スピリッツ・オブ・ジ・エア(1988年製作の映画)

4.2

ずっと見たかった幻のオーストラリア映画、新宿シネマカルテでの30年越しのリマスター上映でやっと鑑賞できた。とにかく凄まじい時間だった。

果てしなく広がる荒野に佇む一軒の小さな家、そこに住むのは手作り
>>続きを読む

ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

4.2

いじめられっ子の少年コールにとって、美人で魅力的なベビーシッターのビーは心の拠り所だった。しかし、寝る時間を過ぎた後も起きていたコールはベビーシッターの秘密を知ってしまうことになる…。
なんだこれ、最
>>続きを読む

裏窓(1954年製作の映画)

4.0

集合住宅に住むカメラマンのジェフは片足を骨折し身動きがとれない窮屈な生活から逃れるため、気休めに裏窓から他の住人達の生活を覗き見ることが密かな楽しみになっていた。そして、隣の住居である異変が起きている>>続きを読む

サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

3.5

この設定でオリジナル脚本って大丈夫か…って心配だったけど、とんでもない誤解だった。
良く練られた脚本、抜群のテンポ感、肝心の音楽も日本のポップカルチャーとロックが融合した爽やかが詰まっててマジでどれも
>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.0

ジョージアの田舎町からロサンゼルスへモデルを目指しやってきた少女ジェシーは、その飛び抜けた美貌と幸運の末ショーのトリまで任せられるようになる。しかしある夜、泊まっていたモーテルの管理人が隣の部屋の女性>>続きを読む

パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

2.5

んーー、エターナルサンシャイン的な"記憶"を題材にしたSFラブロマンスで面白いはずなのに、何でこんなに面白くならなかったんだろう。
見せ方によってはもっとドラマチックでサスペンスフルな快作になったろう
>>続きを読む

ハロウィン(2018年製作の映画)

3.0

前作はだいぶ昔に見たけど覚えてないからほぼ未見。中々おもろかった。
この手のアメリカンB級ホラーにありがちだけど、出てくる登場人物が皆アホすぎるしおまけに主人公側の家族の知能指数も低いから、イライラし
>>続きを読む

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.2

凄い映画を見てしまった。
人は誰しもさまざまな顔を持っている。一人のときの顔、外での顔、仕事してるときの顔、恋人といるときの顔、環境に適応するために仮面を被ってしまう生き物である。
失語症になってしま
>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0


試写会で生アリアスター見てきたよ。
本作は、ヘレディタリー / 継承 で初の長編映画にも関わらず映画業界を揺るがす旋風を巻き起こしたホラー映画界のニュートリックスター、アリアスター監督の待望に次ぐ待
>>続きを読む

シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.8

シチリアの小さな村に住む13歳のルナは同級生のジュゼッペに思いを寄せていた。マフィアの息子であるジュゼッペだが、仲が深まろうとした矢先に忽然と姿を消してしまう。いったいジュゼッペに何が起こったのか。>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.0


愛なんていうけど、結局誰かの都合じゃね?っていう恋愛映画だと思う。
マモルのテルコに対しての気持ちがガラッと変わる場面がある。そのワンシーンがこの映画を象徴していて面白かった。
テルコは好きな人がで
>>続きを読む

独裁者(1940年製作の映画)

5.0

映画っていうか、エンタメの完成形を見た。
この作品については語り尽くされてると思うから今更書くようなこともないんだけど、もうね、とにかく素晴らしいとしか言いようがないわ。
ヒトラーがまだ生きてる終戦前
>>続きを読む

ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

4.5

オールタイムベスト。個人的にトゥルーロマンスと並ぶ恋愛モノの大傑作。
ストーリー展開、キャスト、音楽、メッセージ性などのエンタメの方程式とか人が満足するポイントをきっちり押さえた映画がよく「完成度が高
>>続きを読む

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.0

人は失いやすいものに愛を注ぐ。
自分自身、女性、祖国。
だが、人類や地球までは愛の対象としない。
もしかすると我々は人類愛を実感するためにここにいるのかも。
2001年宇宙の旅と並ぶSF映画の名作らし
>>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.5

ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキの五つの都市を舞台に、タクシーでの一夜の出来事を描いた短編群像劇。
ちなみにジャームッシュの作品はこれが初鑑賞。
ウェノナライダーが強烈に魅力的なキ
>>続きを読む

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.0

密閉されたウトヤ島での銃乱射事件を、実話を基に72分間ノーカットで撮影された作品。怖すぎるって。
目の前で人が吹っ飛んだり頭が飛ぶようなド派手な臨場感はないけど、映画全編にわたってキャンプを楽しむ主人
>>続きを読む

アルカディア(2017年製作の映画)

3.2

こういう類の映画って挑戦的なアイデアとオチだけが一人歩きしてる作品が多くて、当たりが少ないよね…っていう先入観をもって期待せずに見たからか、めっちゃ面白かった。
終盤まで謎を膨らませていくサスペンスフ
>>続きを読む

チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

4.2

めちゃめちゃ笑った。
絶望的な状況や悲哀に満ちた時間も遠ざければ喜劇になる。名シーンが本当多すぎ。チャップリンが世間の反感に耐えて一貫して主張し続けた"愛"が糸のように物語に絡んでて最高の一言。

>|