ぶちょおファンク

BRAVE STORM ブレイブストームのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

BRAVE STORM ブレイブストーム(2017年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★1.5 中盤★1.5 終盤★2

映画にも、ここのあらすじにも
最初に突っ込んでおきますが、
わずかでも人類は生き残っているので“滅亡した”ではなく滅亡寸前。
始まりが「2050年 人類は滅亡した」って説明やったから秒で映画終わったのかとおもたわ。。。

アマプラで高評価やったんで観ましたが、
万人の大人向けというより、
オトナの特オタ向け!
っちゅう感じの作風。

70年代ちびっ子向け特撮ヒーロー『シルバー仮面』と『レッドバロン』を足したリブートらしく、
観始めはそれを知らなくて
「予想より稚拙な世界観やなぁ〜…」
っと少し気になり調べたらリブートだと判明し、
それらの製作意図を知ってからは
なるたけ暖かい目で鑑賞。

元の2作品名とフォルムは“懐かしのテレビ”特番等で見て知ってる程度で特に思い入れもなし。

冒頭、文字による世界観の説明。
こういうのってたまにありますが基本嫌いでして、
少しくらいの文字数ならマシですが結構な文字数を読ませる…
この時点で作り手とセンスが合わないのを予感しました。。。

特撮面はそんなにちゃちいと感じさせず、
レッドバロンの質感もいいし重量感もちゃんと出ており、
終盤での見せ場、
巨大ロボ襲撃から対決のクオリティーはそれなりに高く、
『パシフィック・リム』や『トランスフォーマー』と比べても
そんなに大負けしてないとは思う。

ついでにボクサーであることがレッドバロンのパイロットとしての利点なら、
操縦方法はパシリムのようなアクション反映系にしたら良かったのに、
オリジナルへのこだわりとかでしなかったのだろうか?

人物によるアクションはイマイチ、オネェちゃんのはまあまあ。

全編通してシンフォニー系音楽がウザかった…!
こういう音楽面は邦画あるあるやね。

オチでの今作のテーマ部分の訴えは良かったけど、
そこまでの描きかたにノれず、
まあこんなもんかな…っという評価にはなってしまう。

2019年210本目