このレビューはネタバレを含みます
⚠️ネタバレ設定してますが、念のため。
映画館を出る瞬間に感じていることが、その映画への最も正直な感想だとすると、僕のこの最新作へのそれは、なんとも言えないモヤモヤ感だった。
観てる途中160分超の大半はすごく楽しいものだっただけに、そのまま「楽しかったー!」ってなるはずの自分の気持ちが、あのラストで迷子に‥
やっぱり僕は保守的なファンなのか、007に求めるのは、後に残る感動よりも、楽しかった!というシンプルなエンターテインメントなのかもしれない。
時代に合わせた変革もシリアス路線も良いと思うので、それらも含めて、映画館を出る時は楽しかった!と思いたいというか‥
さてこれが、時間が経って後から振り返った時に、どういう風に思えるんだろう。
いずれにしても変わらないのは、5作にわたって渾身の演技で、新しいボンド像と007の世界を創り上げてくれた、ダニエル・クレイグへの感謝の気持ち🥲
ところで、公開初日に鑑賞したおかげで、あの結末を世界でもかなり早めに知ったことになる。アメリカ公開日が10月8日らしいので、向こうの一般ファンがまだ知らないと考えると、なんだか嬉しい😁
▽雑感
①冒頭のガンバレルシークエンスで、少しだけ違和感は感じてた。
②アナ・デ・アルマス!美しく、ハードなアクションが最高。この映画の中であの瞬間がエンタメ度MAXかも。
③青い瞳の彼女、史上最年少ボンドガールということでいいのかな。
④この結末、公開が何度も延期される中で漏れなかったのは、凄い。
⑤ ’His’ name is Bond, James Bond…