私は007シリーズを観て、初めて涙を流しました。
あたりまえなんですが、もうこれは男のロマンです。あの世界に2時間浸れれば、もうそれ以上何も言うことはありません。
D.クレイグ ボンドの集大成にして、007シリーズの最高傑作。
特にクレイグ版になってからは回を追うごとにどれも前作を上回る傑作でありましたが、これはもうとんでもない高みへ行ってしまいました。
彼の最終章だという感傷的なものもありますが、いろいろな要素があり過ぎて頭の中を整理するのに時間がかかります。
DBSを操るL.リンチが思いのほかカッコ良かったです。
次回作ではフュリオサ並みの活躍で、007の価値観を変えていってほしいです。
酒にクルマに美女にスーツという昭和のイメージはD.クレイグが最後で良いと思います。
Qの私生活を覗けたのがおもしろかったですね。あの酒屋前掛けスタイルには思わず笑ってしまいました。
それともう一つ、クルマ好きとしてはランクルが登場した時点で、『これはひょっとして2000GTの再登板もあるか!』と期待しましたが…。
ありがとう、ダニエル クレイグ!