去年の冬、きみと別れのscanwakaのネタバレレビュー・内容・結末

覚書。練りに練った復讐計画を実行する主人公だということを最後にどんでんで語る映画。主人公の前半の彼女に対する態度が最後は腑に落ちるのだか前半を見ている間は、伏線なのか演技が下手なのか判断が難しい。監督の中でどこまでみせてどこからはみせないという線引きはちゃんとされていると思うのだけど、その線引きの場所が正解だったと言い切れないもどかしさが残る。こういう復讐計画映画のラストでパズルをはめていく構成の映画はパズルが揃ったところで締め付けられるような苦しさや切なさを伝えられるかが重要だとおもうがそれはあまり感じない。元カノの土村さんのパートだけは心が動いた。