みーこ

バサジャウンの影のみーこのレビュー・感想・評価

バサジャウンの影(2017年製作の映画)
3.0
森に捨てられた少女の全裸遺体。
恥毛は剃られそこに伝統的なお菓子“チャンチゴリ”が置かれていたー


掴みはバッチリだったのに…
ビッグフット的な森の精霊“バサジャウン”が犯人なのでは!?
ーなんてまさかの犯人UMA説まで出て前のめりで見たのに…


実際は刑事である女性主人公の家族との確執がメインで、母親から受けた虐待や姉とのぎこちない関係を長々と見せられます。


犯人も「え?この人誰だっけ?」くらいの印象しかないキャラだし、動機も弱くて本当に犯人なのか疑わしいレベル。


主人公の母親がなぜ娘を殺す勢いで虐待してたのかも謎のままで不自然過ぎます!
何か事件に関わる理由があるのかとワクワクして損したよ。


全裸にして恥毛を剃りお菓子を乗せる…
過去の類似事件や模倣犯、
遺体の一部が切断されたりと、
その猟奇性の高さに完全に期待しすぎてしまった…


劇中ずーーっと降り続く雨と、
鬱蒼とした森がミステリー感を強調させたり、不穏な空気を醸し出してるのは大好きなドラマ『THE KILLING』みたいで好印象だっただけに残念なり(ノД`)
みーこ

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