このレビューはネタバレを含みます
「行け!ここは俺たちにまかせろ。」
ユ・ヘジン兄貴~っ… (泣)))
「光州5・18」
→「星から来た男」
→「タクシー運転手」
偶然この順番で観てきたせいで、 主人公のタクシー運転手(ソン・ガンホ)が国際ジャーナリスト(トーマス・クレッチマン)を車に乗せた瞬間、 事態の深刻さを悟ってしまいました。
だからガンホ&クレッチマンを温かく迎え入れてくれる面々が良い人たちであればあるほど、 頭のなかで哀しいフラグが立ちまくってしまう。
おかげで皆が和気あいあいと食卓を囲む姿を観てるだけで、 もう涙が…
「光州事件」a.k.a.「光州民主化運動」
それにしてもこの国家権力の暴走はひどい。
「暴動鎮圧」という大義名分の下、 韓国正規軍が一般市民に発砲。
死亡者数は後に韓国政府が認定しただけでも154名…
(ところで某超大国の国家元首さんよ。 選挙用のパフォーマンスのために一般市民に催涙ガスなんか浴びせてんじゃねーよ!)
"RIDE ON TIME" 山下達郎
"不思議なピーチパイ" 竹内まりや
"ジェニーはご機嫌ななめ" ジューシィ・フルーツ
"C調言葉にご用心" サザン・オールスターズ
"TECHNOPOLIS" Yellow Magic Orchestra …
わが国でそういう歌が街中に流れていた頃、 お隣の韓国では恐ろしい事件が起きてたんですね。
これは「シルミド事件」に匹敵する衝撃でした。
演出は「義兄弟」「高地戦」のチャン・フン監督。
あいかわらずこの人は見ごたえある作品を撮りますね~。
ちなみに「義兄弟」は、 swansongイチオシの韓国映画であります♪
2020ー64