会社員で技量の悪く冴えない弟と
荒っぽく力で解決してきた剛力な兄。
見た目は悪いが頭が良く家業を継いだ姉と
美人で愛嬌はあるが中々夢を叶えられないでいる妹。
兄弟という血の繋がりが織りなすストーリー。
兄弟のいない私にとっては(?)となる部分が多かったです。
兄弟・姉妹あるあるなんだろうな〜と思う出来事に自分に言われているかのような言葉、チクッと刺さる台詞が織り混ざってる。
どこかでお互いが羨ましい
どこかでお互いが憎らしい
超えてやる、出し抜いてやる
こんな争いを血の繋がりがあるというだけで一生繰り返さないといけないなんて
なんと残酷なコミュニケーションなんでしょう。
撮影の方法は吉田監督だな〜と思わされる画角とか表情が多くて、ヒメアノ〜ルや空白のかの場面が変わるヒヤッとする感覚がはじまっていてかなりツボだった。
