稲菜鰻

君の膵臓をたべたいの稲菜鰻のレビュー・感想・評価

君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)
3.6
小説を映像化する冥利


薦められて小説を読み、アニメも気になって鑑賞。
実写版は観てないです。

結構小説のまんま描かれてたと思います。

でもね、小説以上ではなかった。
何が違うのか?
やっていることも間違ってないし
音楽も良かったし
映像もキレイ

悪くないのです。

違うのは
住野よるという圧倒的な文章力に勝てないというところ。

文章では伝わるが映像化するととてもチープになってしまう。
これは他の作品にも言えることとは思いますが、この作品はアニメ制作陣はほんと頑張っているのですが、尺の問題や、声優の方、制作費等の関係なのかな?
いろいろ考えてみてしまった分、いや、小説が良すぎた分勝てなかったというか。

一点、最後の遺書?のシーンはいろいろ大切な部分が書ききれなかったのかなぁ。
あそこは小説で見ないとわからないですね。

比べる対象がなかったら良作!
稲菜鰻

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