猫

ゆらりの猫のレビュー・感想・評価

ゆらり(2017年製作の映画)
3.4
贔屓にしている映画館で
未見の映画の、監督さんと女優さんの舞台挨拶があるというtweetが流れた。
ちょうど時間的に良かったので
観に出かけました。

前情報全く無しで観たので
少し時系列がわかりにくかったです。
とっても複雑で、少し悩みました。
後からの舞台挨拶で
第一章、二章、三章
という風に話されていたので
そういう構成だということをあらかじめ知っていれば
こんがらがった糸が
少し緩かったかも?(笑)
でも
ラストで、糸がほぐれるように解明します。
監督さんの初長編映画らしく、少したどたどしさがありますが、伝えたい!という気持ちは表現できていたと思います。
無駄(くどい・笑)と思えるカットも多少ありましたが
監督さん自身が、作品を重ねることで精錬されていくと思います。

人生は、やり直しがきかないから
その日、その日、
その時
その時を
大切にしていかないといけないなーと思いました。

舞台挨拶での監督の言葉
「僕はバイオレンスとかは描きたくない、家族の話を描いていきたい」

家族の物語です。

 2018.01.13 刈谷日劇にて鑑賞
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