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カランコエの花のmaoのレビュー・感想・評価

カランコエの花(2016年製作の映画)
4.0
当たり前で何も悪くない普通のことなんだから、そんなふうに授業でわざわざ取り上げるのがなんでか分からないと思った。それに理解するのは素晴らしいことだけど、多様性と言うからには理解しないのも自由なはず。

わたしは好きになるなら男の人だけど、愛情なんてどこに向いたって素敵だと思うなぁ

自分がどうしてLGBTに抵抗が無いのかとかは全然分からないけど、誰かのことを本当に大好きになったら理解できるかなぁと思う

王家衛のブエノスアイレスはゲイの映画だけどすごく好きなんだよなぁと思ってなんでか考えてみると、このテーマを描く他の多くの作品と違って、同性愛者だから苦労してるっていう描写がないなと気が付いた。なので性別とか考えることなくシンプルにラブストーリーとして作品を観ることができる。だから好きなのかな

40分弱という短い時間設定が、余韻も残るし頭も疲れないので問いかけるということについてすごく適切な長さに感じた
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