Towa

モリーズ・ゲームのTowaのレビュー・感想・評価

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)
3.7
“自分の人生に嘘はつきたくない…”


✒️2014年ある夜、自伝を出版したばかりのモリーに一本の電話がに入る。「違法賭博容疑で逮捕する」・・その12年前、冬季オリンピック予選の最終戦で女子モーグル北米3位のモリー(22)は競技中に激しく転倒してしまい、一瞬でアスリート人生が終わりを迎えた。元々、コロラド大学を首席で卒業し、金メダルを獲りロースクールに通い会社を立ち上げる完璧な人生プランがあったモリーは、再起をかけ厳格な父親の反対を押し切り、LAへ。クラブでホールスタッフをしていた時、投資会社のディーンと出会い彼が主催するポーカーゲームの手伝いと世話を任されることに。自らの才覚でゲーム以外にも様々な知識を吸収していった。ある日、ディーンから解雇を告げられる。こうなる事を予想していたモリーは以前から温めていた”ある計画”を実行する…


実在するモリー・ブルームを
“女神の見えざる手”や”AVA”の
ジェシカ・チャステインが演じた
栄光と転落を描いたなかなか
スピード感がある【実話】映画。

“インターステラー”で脇でも輝いていた
知的で凛とした強い女性役が本当
似合うジェシカ姐さんが今回も
しっかり光を放っていた✨


実話って思うだけであの部屋の中で
暴行されてたシーンは観てて辛い。

あの状況から這い上がる意志って
並大抵の事じゃないと思うし、モリーと
いう人間の強さを垣間見れた場面でした。


ラストよりも今回、印象深いのは
心理学者の厳格な父親との再会。

あの父との軋轢が時を経て、
「愛している」の一言がお互い今まで
なぜ言えなかったことを心理学で
紐解いていき、ヤツらに復讐したいと
思う正直な気持ちを伝える父親には泣く。。


目の前の事が受け止められなくても
少し前向きになれよと背中を押して
もらった素敵な映画でした!!

この”少し”がとても大事なんだよね、
何事もこの少しから始めてみなきゃ!

意外と人間って、、
図太くしぶといイキモノだから


一口メモ:
名前の大切さも”少し”知った
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