2018年に劇場で鑑賞した本作。レビューを書くためにUNEXTで再鑑賞。
主演のノオミ・ラパスがとても魅力的で身体を張ったアクションが印象に残っていた。アンロックとは、この作品では受刑者を尋問する時の完落ちを意味する。
CIAの尋問スペシャリストだったアリス(ノオミ・ラパス)は、パリでのテロ事件の発生を止められなかったショックで一線を退き、ロンドンでケースワーカーとして静かに暮らしていた。CIAがバイオテロ計画を察知し、その計画に重要なメッセージを持つ容疑者の尋問に呼び戻されたアリス。しかし、それはCIAを装った捜査官たちの罠だった。それに気付いたアリス、真実を突き止めるため孤高の戦いが始まる。
一転二転する展開に劇場で鑑賞した時は、大まかな成行きは理解したものの、若干信憑性に欠けた脚本だと思っていた。再度鑑賞してみると出演者は豪華だし、バイオテロ自体、もしかしたら、、ある事かもしれない、あるとしたらこのような計画が成り立つかもしれないという恐ろしさを感じながら観てしまった。映画の中でのCIAやM15しか知らないので、実際にこんなにカッコイイ女性捜査官がいるとしたら憧れる世界だ。思わぬ人が黒幕だったという驚きの展開と、手に汗握るスピードあるアクションは楽しめた。
ノオミ・ラパスは、ハリウッドの「ドラゴンタトゥーの女」のスウェーデンのオリジナル版「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」で有名になったスウェーデン出身の女優。父親がスペイン人(フラメンコシンガー)というので、ラテン的な雰囲気もある魅力的な女優だ。CIAのヨーロッパ部門長にジョン・マルコヴィッチ、アリスの元同僚にマイケル・ダグラス、謎の男ジャックにオーランド・ブルーム、M15のメンバーにトニ・コレットという魅力的豪華キャストによるサスペンスアクションとしてとても面白かった。