ブラックユーモアホフマン

海を駆けるのブラックユーモアホフマンのレビュー・感想・評価

海を駆ける(2018年製作の映画)
3.6
海、駆けた〜!!

「境目」の映画。
海から陸へ上がってきたディーン・フジオカはその境目を脅かす存在であり、片方から片方へ、もう片方からもう片方へ、境目が侵食することによって、良いこともあるし悪いこともあるよね、って話だったと思う。
3.11以降の日本映画として、フクシマそのものを舞台にした作品は沢山作られたけど、本作は過去の違う津波を取り上げていることで、さらに普遍性を獲得していて、そこはすごく好感が持てた。