まっと

ハロウィン・レポート キル・オア・トリートのまっとのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

生きとったんかいワレ!!!!

あれだけの目に遭っときながらまだお化け屋敷探索を続けるクレイジーとしか言いようのない男どもがヤバすぎて、途中までは嫌悪感のほうが先立ちあんまりちゃんと楽しめなかったです……

しかしラストの仕掛けはけっこう好き ブランディがあのハゲ幼女に耳打ちされて男どもに仕返しするとこ もう男どもへの好感度最底辺だったのでザマーーーフゥーーー↑↑となりました 敵の敵は味方論法でなんだかハゲ幼女すら味方に見えてくる始末

この、全部が全部仕込みだったというオチ、お化け屋敷ホラーの見事な落ちの付け方だなあと思います お化け屋敷はつまり作り物の恐怖で、相手を怖がらせることが存在意義 青い骸骨たちもターゲットを怖がらせて、さらにそれを動画という見世物にすることによって、小さく手軽なお化け屋敷空間を作り上げている 恐怖をエンターテインメントとして楽しもうとしていたのはブランディや男どもも同じ それをハイクォリティーで追求しようとしたのが骸骨たちなわけで、骸骨側からしたら何が悪いねんなんだろうなあ
視覚的にも怖いビジュアルたくさんで楽しめましたが、恐怖をエンターテインメントとすることに改めて空恐ろしさを感じました 越えちゃいけない一線は何もいきなり目の前に現れるんじゃなくて、知らずしらずに後ろにあるものなんじゃないかなあとか でも、でもホラー映画やめられないの……!

ところで最後の方の揃い踏み クィア・アイかお前らは
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