とらびす

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男のとらびすのレビュー・感想・評価

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あー、俺、生まれてくるのがちょっと遅かった。俺が熱心にテニス観てたときって、サンプラスとかアガシが全盛期だったし。と同時に伊達公子に欲情してました(笑)

もちろん、マッケンローの名前は知ってたよ。やんちゃな選手だってのもなんとなく知ってた。観たかったなー、マッケンロー時代のテニス。
でもボルグってのは全然知らなかったけど。ウィンブルドン4連覇って、めちゃくちゃ強いじゃん!!
マッケンローの影に隠れちゃった感じなのかな??

というか、この映画、マッケンローの映画なんだとばかり思ってたけど。ボルグとマッケンローの物語なんだねー。もちろん実話。
こういう良質なスポーツ映画、久しぶりな気がするなー。
うん、スポーツってほんといいよね。体育会系映画ヲタクにはたまりません!笑

実際のマッケンローの無茶苦茶なコートでの実際の振る舞いの映像も流れたけど、好きだなー、俺。

あれ観てて、グラフの試合でのおもろい出来事おもいだしました。
グラフがサーブを打とうとしてるとき、観客の一人が「グラフ、結婚してくれ!」って叫んでさ。ウィンブルドンのセンターコートで。そしたらグラフ、笑っちゃってサーブ中断して、「あんた財産どれくらいあるの?」って見事な切り返し。一流選手は、ユーモアも一流だなーって思ったもんです。そりゃ、マッケンローには敵わないだろうけどさ。

話はずれたけど、この映画、スポーツを扱っててロックとかヒップホップとかが似合いそうなもんだけど。しかもマッケンローだし(笑)重くるしいんだよねー。それがこの映画を魅力的にしてるんだと思うけど。

ウィンブルドン決勝、ボルグVSマッケンロー、凄まじい闘い。「ヘビー級ボクシングの試合ならもう止めてたでしょう!」ってアナウンサーの表現が実に分かりやすい。実際の試合、観る方法あるよね、きっと。観たい。。。

映画冒頭でアガシの言葉「テニス用語は、普段の生活にも使われているものばかり。サーブ ブレイク ラブ」が紹介されてたけど、しかし、なぜ0がラブなのかは、分からずじまいだったなー。残念。

あ、でもね、1ゲーム取るために、15 30 40 game ってなるのは知ってますよ!
時計なんです。
で、本来40のところは45なんだけど、フォーティーファイブのファイブを言うのが面倒くさいから、40なんです。

という豆知識でシメってことで(笑)
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