ヴィクトリア朝を舞台にしたミステリー。
B級ホラーみたいな邦題だけど、雰囲気抜群のしっかりしたミステリーだった。
ロンドンはライムハウス地区で連続猟奇殺人が起こり、劇作家である夫の殺害容疑で捕まった若手女優リジーが、連続殺人事件の犯人として浮上。
捜査の過程でリジーを無実だと感じたベテラン刑事キルデアが、ジワジワと証拠を集め彼女を救おうと奔走するストーリー。
刑事役のビル・ナイが渋い。
リジー役のオリヴィア・クック、他にも出演作観てるはず、なんだっけ？ と思ったら『レディプレーヤー1』だった。世界観も時代も違いすぎて全然一致しない…
あっちはボーイミーツガールのキラキラVR風アクション、対するこちらはR15指定のちょいグロミステリーだよ…
いわゆるヒロインとは違うものの、今作でも美しく、物語の鍵を握る重要な役。なかなかの熱演だった。
容疑者の1人でダグラス・ブースも出てる。
ヴィクトリア朝の大衆向け演劇の世界が主な舞台、演劇好きだから興味深く観た。
手抜きなく仕上げた重厚な大人のミステリー、ラストも意外で最後まで楽しめた。ミステリー好きの方はぜひ！
