PANDAKO

サイゴン・クチュールのPANDAKOのネタバレレビュー・内容・結末

サイゴン・クチュール(2017年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

あらすじ

1969年9代続くアオザイ仕立て屋タンヌー家。
ミスサイゴンの娘ニュイ。アオザイは流行遅れだと母親に反抗する。ある日ニュイにあつらえたアオザイを着て鏡の前に立つと2017年にタイムスリップ。そこでは落ちぶれたタンヌー家の屋敷に年老いたニュイがいた。タンヌーの事業は昔下で働いていた控えめな女の子ロアンが継承していた。その息子トアンがニュイの手助けをする。
ロアンの引き継いだ会社の洋服部門を娘ヘレンが仕切っていてセレブはこぞってヘレンのデザインした服を着ている。ニュイはそこで下働きをしながら一発逆転を狙う。アオザイを仕立てられないと知ったヘレンはわざとニュイにその仕事を任せる。仕立て方を教えてあげられない年老いたニュイはアオザイを継承しなかったことを後悔しロアンの元を訪ねて謝る。ロアンは一時的に預かっていただけと真の後継者ニュイへとタンヌーのアオザイを伝授する。アオザイのショーは成功。ヘレンもニュイを認め丸く収まる。60年代に戻ったニュイは母へ謝罪しアオザイを守ってゆくことを決意する。

プラダを着た悪魔のベトナムversion的な映画。
とにかくアオザイが美しい。
私自身アオザイをいつか着てみたいとずっと思っているのでこの映画を観てベトナムに行ってみたくなった。
悪人がひとりも出てこなかった。
展開もテンポ良く自分好みの映画だった。
トアンはニュイのこと好きだったんだろうなと思うとそこは切ない。
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