サイゴン・クチュールの作品情報・感想・評価・動画配信

「サイゴン・クチュール」に投稿された感想・評価

ストーリーの流れはよくある映画の感じだった。アオザイが美しかった。最初の方に昔の映像が入っていることで、当時の様子をイメージしやすかった。
記録。
時を超えて取り戻す未来。

初めてのベトナム映画鑑賞はコレ。
オリエンタルな雰囲気を想定してたんだけど、スタイリッシュで都会的な印象だったのは意外。

物語は1969年のサイゴン(現・ホーチミン)でで始まる。先祖代々続くアオザイ仕立て屋の娘ニュイは母親と対立。西洋のファッション至上のニュイにとってアオザイとは古臭くダサいものであり、跡継ぎを望む母の態度をどこか疎ましく思うのだ。そんなニュイはひょんなことから2017年にタイムスリップ(!)し、48年後の自分と家業の惨状を目前にし、自らの「これから」を見つめ直す…。

いやぁ思った以上に面白い映画でしたね。前情報無しに観たんで、タイムスリップなんて突拍子も無い展開にはビックリしたけどさ(笑)

コメディタッチでありながら、本質的には意外と真摯で、自分を見つめ直すために頑張るニュイの姿は元気をくれる。テンポも良いし、筋の通ったラストも素直に素敵。

公開に伴ってベトナムでアオザイブームを巻き起こしたらしく、本国ではそれ程の影響力があった作品ということなんでしょうね。

え、僕?
もちろんアオザイは好きですよ(笑)
Ayah

Ayahの感想・評価

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ポップなコメディータッチの作品かと思ったら、想像以上にシリアスな作品だった。

伝統や歴史を無碍にしてはいけないっていうメッセージを王道なストーリーで伝えてくれる感じ。

過去の自分と未来の自分が、お互いに助け合って変わっていくのは素敵。アオザイのファッションショーは見てて楽しい!
現代では、ホーチミンと呼ばれる都市「サイゴン」を舞台とした映画。

映画での「サイゴン」の街並みに驚かされました。2008年に私が訪れたときよりも高層ビルが多い!

10年あまりでサイゴンの街並みがこれほど変わるのだから、1969年から現代にタイムスリップした主人公の、一見「そこまで驚くか」と思える行動にも納得。

現代や60年代ファッション、アオザイなどなどさまざまなファッションが出てくるので、それを見るだけでも楽しい。

服好きな人にはオススメできる映画かも。
ミスサイゴンに恋する

"アオザイ"って、なんぞ!!!
アオザイ作りが出来ないと、裁縫の世界では、てっぺんが取れないらしい!
主人公は、アオザイ作りが苦手?というか、出来なくて…。
これでは、てっぺん取れないぞ!と、修行して、裁縫の世界でのし上がって行くストーリーかと思いきや…。

まさか!まさか!のタイムスリップもの!だったでござ~る!

1969年 → → → → 2017年に!
翡翠の力?でタイムスリ→ップ!
面白いのがタイムスリップした先に居たのは、なんと49年後の自分!
ぶくぶく太ったやる気のないおばさんで!笑
家もボッロボロ!一体、49年の間に何があったのよ~!!!

タイムスリップものって、たいてい過去あるいは未来の自分と干渉してはいけないってルールがあるけど、今作は、バリバリ干渉しまくってて、面白い!

2017年と、1969年、デザイナーの仕事が、大幅に進化してて…。と時代の変化を楽しむことが出来るのも見どころの一つ。
1969年がダメなら、2017年で、てっぺんとっちゃるけんの~!
と意気込むも、便所掃除からのスタートで!
果たして、てっぺん取れるのかは、見てのお楽しみ!

主役の子、最初、とってもわがままで、ブーブーうるさいブスだったんだけど…。
だんだん頑張る姿を見ていくうちにメロンメロン!
メイクもしくは髪型が途中で変わったのかな?
こんなに笑顔が可愛い子だったっけ?って、気づけば恋をしていた!
と言いながら、カリスマデザイナーの子が、セクシーな超美人だったんで、そっちの方に夢中だったのは内緒…。

んで、結局、アオザイってなんなのよ~!!!
服の名前って言うのは分かったんだけど、サッパリだよ!
akrutm

akrutmの感想・評価

4.0
ファッション業界を舞台に、1969年から現在にタイムスリップしてきた一人の女性が成功していく様子を、ユーモラスに、ガーリーに、キュートに描いた、グエン・ケイとチャン・ビュー・ロックの共同監督によるベトナム映画。

ストーリーは典型的な主人公成長ムービーであるが、50年前の過去からタイムスリップしてきた女性が現在で成功を収めるというプロット、特に、50年後の自分が落ちぶれたおばちゃんになっているのを見て一緒に一念発起するというのが面白い。50年前と現在の時代感覚を融合させたようなカラフルな映像やファッションも見どころで、何も考えずに楽しめる映画だと言える。主人公のニュイを演じたニン・ズーン・ラン・ゴックのコメディエンヌぶりもなかなか。

主人公の母親役を演じているゴ・タイン・バンがなかなか綺麗だったし、めちゃくちゃ貫禄がある(そういう役柄であることを考えても、他の俳優と次元が違うという感じ)と思って見ていたが、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』にも出演したベトナムを代表する俳優ということで納得。近年は、女優だけではなく、映画の製作やタレントプロダクションの経営なども行っている。2010年には、365dabandという男性アイドルグループをプロデュースしている。本作でニュイをサポートする男性役の俳優は、このグループの出身だそうである。実は、本映画の構想も、彼女とファッションデザイナーのトゥイ・グエンの会話の中から生まれたとのこと。ベトナムの女性をテーマに、現在の若い世代に忘れられているアオザイの素晴らしさを表現したいということで一致したそうである。
ぬん

ぬんの感想・評価

4.0
レトロでモードでカラフルで、いつの時代もファッションは素晴らしい。ランウェイのシーンは圧巻。
伝統と文化、それを守り変えていく力強さを感じた。
Yuki2Invy

Yuki2Invyの感想・評価

4.0
優れた映画です。シナリオのメインどころはシンプルな人間の成長物語ですが、本当に大切なものを再発見していくというその部分もそこそこ面白く観れます。本作では更にその先に、アオザイに対するベトナムの愛や誇りといった素晴らしい価値観が描き込まれています。その部分を自然に、かつハッキリと、そして映像美と使用されるファッションのセンスで素晴らしく飾り立ててひとつの映画としても十二分に結実させている点に、率直に感動したのですね。

また本作では何も、伝統的なアオザイのみが素晴らしい、と言っているのではないのですね。お話の内容ともリンクするように、アオザイ文化は今も最新のトレンド・技術を取り入れて進化し続けていることが伝わって来るのです。真の文化とは、時代を超えるような普遍性はモチロンでしょうが、時代の要求を常に満たし続ける進取のサイクルを備えているものかと思います。それらを確実に備えているからこそ、アオザイは素晴らしいのだ、美しいのだ、ということがよく理解できました。

ファッションが重要な要素となる作品ですが、その部分の演出のクオリティも申し分なかったですね。特にラストのファッションショーはモダンでハイセンスな見事な出来でした。また、それらを着こなす女優さんも美人揃いでした。ベトナム映画界、侮れないですね。
Harushi

Harushiの感想・評価

3.8
筋立ては王道と言えば王道だけど「こういうのでいいんだよな」としみじみ思える。服を題材にした映画だけあって、現代に来た主人公の服装がかわいい。誰かと一緒に見るのをおすすめする
いおり

いおりの感想・評価

4.2
やたらと演出がかったサイゴン女子たちと、
いい意味でのチープさがキュートな映画。
ファッションも見もので、
69年のトレンドと17年のトレンドの違いを見るのが楽しい。
公式ではバック・トゥ・ザ・フューチャー×プラダを着た悪魔と謳われているらしいけどたしかにそんな感じ!

ジエム・ミーという芸名の女優さんが二人出てるんだけど、後出のかたはジエム・ミー9x(1990年代生まれの意)と名乗ることで差別化してる。
韓国で言う90lineみたいな感じ?
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