烈火のごとく激しいアベンジャーズ軍団を見た後だと、ピーターパーカーという人の微笑ましさが沁みると共に、心優しい16歳にのし掛かる責任の重さを思い辛くなる。だからこそ連帯が慰めになるわけで、孤独者達の独白のシーンを経て自分は完全に騙されたのだった。
それにしても、映像で出来ないことはもうやり尽くした？というほどCGが容易に見える。加えてヴェネツィア、プラハ、ロンドン、オランダのどこか…映像快楽てんこ盛りで楽しい。あと不器用でクールなヒロイン像がとても可愛い。あとマーベルファンとしてはハッピーがピーターにトニーを重ねるシーンが急に出てきて動揺するほど胸打たれる。
