『虐待』
いま、日本の世の中で『虐待』という言葉を聞かない日はないだろう。
こどもが『いかに弱い生き物』だと痛感する。
さて、この映画ではジュリアンという男の子を主人公として
家族、特に父母関係とその関係にひきづりこまれてしまう子供のお話である。
父母関係では
家庭内暴力（ドメスティックバイオレンス）により、傷ついた母と子供たちが中心ではあるが、その親族や近所も、しっかりと描かれている。
最後のクライマックスでは緊迫感がある。
途中私は気持ち悪くなった笑
子供にとって父母の口論を聞くだけでも（だけという表現はよくないが）
子供の脳の視覚脳という部分が、萎縮する。（気になる人は友田明美先生の本を読んでみるのをお勧めする）
最後がすっきりするから
ほんの僅かだか救わた気になる。
