Kientopp552

ジョン・ウィック:パラベラムのKientopp552のレビュー・感想・評価

2.0
 本作は、John Wickシリーズの第三作目であるが、第二作目が第一作目よりよかった分、同じ脚本家Derek Kolstadが他の脚本家と共同で書いている割には、本作は、その質を落としているように見える。第一作目以来の「殺戮の乱舞」は、三作目になると、やはりマンネリ化して、詰まらなくなる。それがあったのか、今回のモロッコでの銃撃戦シーンには、JohnにSofia(Halle Berryハル・ベリー)を加えて、更に三匹の格闘犬を入れた「乱舞」になっている。さて、見応えがあるか。筆者にはなかった。

 また、ジョン・ウィック・ワールドも、今回、「会長会」乃至「上座会」の上に更に「最長老」が存在すること、また、「会長会」は、「裁定人」なる者を送り、これによって掟を守らなかった者に処罰を下すことが出来ることなどが、今回の見るべき展開であるが、ストーリー展開のインパクトとしては弱いように思われる。
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