愛犬家にはなかなかお勧めできない系
教授を目指してる男の
冒頭の行動、ろくでもないねえ。
若きペドゥナの演技の可愛らしさについては魅力たっぷり。
ムスッとしてて、気だるそうな表情で着こなす黄色のパーカー、グレーのカーディガン、少しユルめな黒いボトムスが似合ってた。
文房具店員をしている、たくましい女友達とペドゥナとのシスターフッドな関係が、とても良かったです。
全編通してでは、ブラックなユーモアの強い、なんか変だけど面白く観れた不思議な映画でした。
窃盗は相次ぐし、貧困に喘いでたり、卑しい人だっているし、雇用主は働く女性に風当たりが強い。出世するにも権力媚びないといけないようだし。なんとなく生きづらい。
韓国での社会問題がうっすら醸し出されていたのだろう気がします。割と投げっぱなしで粗削り感は否めない気がしたんですけど。
あと、躍動感のあるカメラワークと、パーカッション主体のシュールな劇伴も印象的で、映画を面白くしています。
追いかけっこシーンでのショットで
一瞬ターミネーター2を感じた。
2025年 26本目