ほえる犬は噛まないの作品情報・感想・評価

「ほえる犬は噛まない」に投稿された感想・評価

ヌ

ヌの感想・評価

3.6
ぺ・ドゥナが可愛い 太ましい友達とのやりとりもほのぼのしてて良い
割りかし犬好きなので笑えん部分も所々あったけど 奇天烈なキャラの行動と展開が全く予想出来ない方向に進んで行くのは楽しかった
2000年の作品とは! 今見てもまったく古くないし、むしろ非常に今っぽい。

ブラックユーモアだけれど、それほど深刻ではないし、なによりこの奇妙な、不思議なムードと合わないようでいて合うジャジーな音楽。ポン・ジュノ作品は音楽が垢抜けている。

いったい何が言いたいんだろうと思う節はあれど、俳優さんたちが皆魅力的だし、私好みのクスクスユーモアたくさんで、これは繰り返し観たくなる映画。

ぺ・ドゥナがかわいい。年上妻に養われているイ・ソンジェもなんか憎めなくてかわいい。

犬好きには酷な場面もあるが、原題がフランダースの犬ってきいて、ますますポン・ジュノって狂ってる?と、良い意味で思った。

ぺ・ドゥナの役、吉岡里穂とかのんちゃんとかがやったら合いそう。舞台にしても面白そうだな。
KanKawai

KanKawaiの感想・評価

3.7
2000年ポン・ジュノ監督作品。大学教授になれない男は近隣の犬の鳴き声に苛立ち、地下室に監禁する。マンションの管理事務所で働く女、管理人、不法侵入者など一風変わったキャラクターが絡み合い、社会的な問題を提示しながらブラックなユーモアを交えて展開する。愛犬家には耐えられないシーンがあり笑いとして消化しづらい。
小僧

小僧の感想・評価

4.5
出産間近の妻に養われている冴えない大学非常勤講師と、ドジで平凡なマンション管理事務所で働く女の子が、マンション内で起こる犬の失踪事件をきっかけに交わるドタバタ劇…なんてあらすじ開始早々ぶっ飛ばされる社会派オフビートブラックコメディでした。

「うわあ…あはは」と引き攣りながら起こる奇妙な笑いはさすがポン・ジュノ!これが長編デビュー作とかすごい。

切り干し大根、ボイラー・キムさん、胡桃ハンマー、トイレットペーパー、ドアミラー、鼻血…細かい仕掛けが静かに効いていて繰り返し観るたび楽しめる。(ボイラー・キムさんのくだりは長げーよ!とツッコミつつも演出が怖い)

キャストもみんな絶妙で最高だし、特に文房具屋の友だちは完璧ですね。ペ・ドゥナとのグダグダしたカラミを丸々一本の映画で観たい!と思わされた。

ワイワイ笑いながら観れるタイプのコメディではないですが、一人でクスクス笑いたい方にぜひオススメします。(犬好きの方にはあまりオススメしません)

原題「フランダースの犬」
ピリッと効いてるなあ。
masa

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3.8
『殺人の追憶』のポン・ジュノ監督のデビュー作。

殺人の追憶とは全く作風が違うが、韓国の文化もよくわかり、なんとなくほのぼのとした気分になります。
そして、ペ・ドゥナが可愛い。

中流家庭の住む閑静なマンション。
うだつの上がらない大学の非常勤講師ユンジュは、出産間近の妻ウンシルに養われながら教授を目指している。
だが最近、飼うことを禁止されているはずの犬の鳴き声がマンション内に響き渡り、なかなか出世できない彼をイラつかせ……
一方、マンションの管理事務所で平凡な退屈な毎日を送っていたヒョンナム(ペ・ドゥナ)は、団地に住む少女の愛犬ピンドリがいなくなったと知り、正義感を燃やしてビラ貼りを手伝い始めるのだったが……

ペ・ドゥナの、正義感は強いが少しダメダメ感な女子がなんとも微笑ましい。

犬は食べたいとは思わないなぁ……
sumire

sumireの感想・評価

3.8
シーズー飼ってたんで、はじめから悲しいというか怒りでいっぱいで、どう立て直してくれますかポンさんよーってイラつきながら観た。
結果ペドゥナちゃんに救われた。そしてやっぱりポンさん、撮り方上手で、好きな場面がたくさん。ごちゃごちゃの文房具屋、公園の並木道、黄色がきれい、マンションの通路、その中でペドゥナちゃんがわちゃわちゃしてるのがなんとも可愛い。この映画の写真集が欲しい。
ryac

ryacの感想・評価

4.3
なにがなんだかよく分からないんだけどとにかく好き。決してずば抜けた完成度を誇る作品とはいい難いだろうけど、何回も見たくなるような、言うなればこの雰囲気が癖になっちゃうような映画。

シークエンスの一つ一つがそれぞれ印象深く、トイレットペーパーを転がして長さを測るシーン、狭いアパートで走り回るシーンなど、ビジュアル的に映えるカットの連続は眺めているだけで楽しくなれる。
なかでも一番笑ったのが『サニー』にも出てきたコ・スヒ演じるチャンミが飛び蹴りで他人の車のサイドミラーを破壊するところ。ポン・ジュノ作品って毎回飛び蹴りするね……
あとエンドロールでいきなりラウド調にアレンジされたフランダースの犬が流れるなど、否が応でも独自の世界観に細部までどっぷりつかることに……

個人的に気に入っているのがラストシーン。賄賂という行為をここまで切なく、ドラマチックに描くなんて……!
‪あーー…。‬
‪悪いのはお互い様ですけど、僕の中のジョンウィックが暴れ出しそうな勢いです。‬
‪ボイラーキムさんのやたら長いくだり関係ある?と思ったら韓国の歴史と繋がりがあったのですね…。‬
‪舞台はひたすらに団地だしほんとに小さな小さな話なんですけど、団地=国と受け取ると、その中にも文化、世代のズレやら国の在り方までもが詰まっている映画でした。‬
‪好きではないです。‬
315

315の感想・評価

3.8
脱力感のあるノリが韓国映画には珍しいなと思った。
ペドゥナって若い頃から全然変わらなくて可愛い。
『殺人の追憶』のポン・ジュノ監督の処女長編。
こうした才能が隣国にも存在している!
嬉しくて祝杯をあげたくなるような好作。
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