LEE

ターミネーター ニュー・フェイトのLEEのレビュー・感想・評価

3.5
もう何作目かのターミネーター2の続編
あんまり個人的にはノレなかった作品だった


サラコナーとしてリンダハミルトンが復活!そしてシュワちゃんも出るよ!
これが本作のウリではあるんだけど、二人は主役ではない
新時代を切り開いていくナタリーレヴェスとマッケンジーデイビスの二人のバックアップが本作の二人の役割
主役は新しい人に変わったんだけど、やっている構図自体は過去作と同じで、それに加えて今の時代らしい女性が自分自身で生きる道を決めるという要素を加えている
お話の構図もなんだけど、全体的にあまりターミネーターシリーズのことをそこまで深く知らない僕でも分かるぐらいオマージュに溢れていてそこはファン的には嬉しい…のかもしれない(個人的にはあざとく感じてしまった


アクションはいつもの如く追う、追われるのアクション
今回の追跡者は分裂できるという能力があるんだけど、それなら最初から分裂して戦えよとか思ってしまった…
そんな事はさておきなんだけど、他の作品でも見たアクションは王道のシチュエーションが多い
そこにターミネーターの要素が加われば面白くなる…かと思いきやそこまでだったと言うのが正直な感想
監督のティムミラーはCG畑出身の人なので、CGでしか出来ないようなアクションをしよう!という心意気は伝わってはきた
でもCGの組み込み方があまりよくなかったのか、動きが実写のシーンと比べると浮いているように感じてしまった
ロボットだから本来は無機質なもののはずなのに、とっても有機的な動きをしているというか……説明には困るが00年代初頭のアメコミ映画のCGで作っているキャラクター同士のアクションシーンを思い出した
まぁとにかくこれがバイオハザードみたいなリアルなCG映画のアクションシーンだったら面白かったとは思った



個人的には響かなかった一本でした…
LEE

LEE