黒羊

シャーキーズ・マシーンの黒羊のレビュー・感想・評価

シャーキーズ・マシーン(1982年製作の映画)
3.2
シティ・ヒートでお馴染みバートレイノルズが監督・主演というハードボイルド(?)刑事サスペンス!!

とか言うとおもろそうな感じはしますが、まぁバートさんには監督の才能は無かった映画。

同僚のミスで降格となった刑事が着任したのは風俗課。今までのようなハードな仕事やなくユルい仕事になるかと思いきや…!?

バートさんがのぞきしたり銃撃ったり、のぞきしてた対象の娼婦とちゅっちゅしたり拷問受けてエンコしたりする映画。

まぁ脚本も微妙やし、編集能力皆無なので無駄なシーンも多く、テンポも壊滅。
バートさんもあの娼婦と絡むのをやりたかったんなら…もっとドゥリュドゥリュに!ゴリゴリやらんかい!!

しかし良かったのはオープニング。
1982年当時の雰囲気たっぷりなスラムチックな街を歩くバートさんを捉える空撮!そして流れるBGMは名曲「ストリートライフ」!!
いやぁ〜このオープニングは良かった!

あと80年代やからなのか、ミラクルジャパンの影響で禅を極めれば気配を消せるとか、WW2の頃は日本兵は160cmしか無かったからジャングルで生き残れただの、優秀な兵隊だったとかバートの黒人同僚が言うてたのはオモロかった。ギャグよね?

あと突如現れる中国殺し屋軍団!ハイハイ!ハイ!ハイハイ!とアクションゲーム「ダブルドラゴン2」の、棒2本持ってんのに遠距離から足払いしてくるヤツの掛け声と同じでワロタぁーハイハイ!

バートレイノルズは「ファイナルファイト」のマッドシティ市長、マイクハガーの顔の元ネタなんかなーと思いました。うおぉりゃァ!
黒羊

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