シャーキーズ・マシーンの作品情報・感想・評価

「シャーキーズ・マシーン」に投稿された感想・評価

DVD購入して観賞。ハードボイルドなバートレイノルズかっけー!
思ったより普通。売春婦のヒロインの脳みそ吹っ飛んだと思ったら生きてましたってのが気に食わない。死んでたらフリードキンみたいで面白かったのに。
カットとカットのつなぎもイマイチでタイトさに欠けるし…
あと別荘での売春婦とのシーンが無駄に長すぎ。

あ、ただ風紀課の連中で捜査を進めるところのサイレント処理は素晴らしかった。多幸感がある。
追悼レイノルズ、その3。

『ロンゲスト・ヤード』が、押し付けられた秩序から逸脱してゆくチーム「ミーン・マシーン(みすぼらしい機械)」を描いたとすれば、「シャーキーズ・マシーン」は、アトランタ市警風紀課の落ちこぼれたちのハッスルぶり。

ぼくは未見だったのだけど、個人的にはイタリアを代表するヴィットリオ・ガズマンの悪党ぶりの超絶技巧にニンマリ。悪いことはイタリア語で話し、高級娼婦のドミノちゃんとの会話はフランス語というのも笑えた。

その弟役の殺人鬼をやったのはイタリア系のヘンリー・シルヴァだけど、「頭を爆発させてやる Ti esplodo la testa 」とイタリア語でつぶやきながら銃弾を撃ち込む姿は、ほとんどマカロニウエスタンだし、薬漬けで不死身となった殺人鬼ぶりをひろしてくれるところなんて、ドキドキしながら楽しめちゃいました。

自分とほぼ同年代のレイチェル・ウォードの、ファラー・フォーセットばりのヘアスタイルには時代を感じさせられちゃったし、二人組のカンフー使いの暗殺者と、笑う内通者スマイリーが、夜の湖のボートの上の密室で繰り広げる残酷ながらもどこか笑える活劇だったよね。

でも、なんといってもレイノルズが自らを依り代としたシャーキー刑事の造形がみごと。レイノルズが雄弁なのは肉体というよりは、むしろその表情だったんだということがよくわかった。盗聴し盗撮する娼婦のイメージに取り憑かれてゆく敏腕刑事の表情を、カメラは、ほとんど退屈寸前のところまで、たっぷりと追いかけてくれるのだけど、だからこそ後で、亡霊のように目の前にあらわれる生身の彼女にどぎまぎしてしまう様なんて、バート・レイノルズだからこその説得力なのだ。

もうひとつの主人公は、アトランタのランドマークタワーであるウェスティン・ピーチツリープラザ。ヘリコプターからの空撮が、そのきらびやかなガラス張りの向こう側を登ってゆくエスカレーターのなかの娼婦たちの姿を捉えるところもそうだし、ラストのみごとな銃撃シーンの舞台もこの建物。

そんな高層ビルの窓からの、スタントマンのダル・ロビンソンによる見事なダイブはなんと67メートルだったらしい。映画では、これに人形の落下のショットが続くのだけど、それにしても、あのシーンはたしかに人間が空中に投げ出されたというのがはっきりわかるもの。

そこからカメラは、もうひとつ空中撮影を重ねることで、ふわりとしたハッピーエンドを映してくれるのだけど、その浮遊感こそは、この映画におけるじつに映画的なものだった気がするな。
陽気なオヤジ、B・レイノルズがシリアスに頑張っている作品。
これはこれで有りかな。
バートレイノルズ扮する風紀課へ飛ばされた刑事がちょっとした手がかりをきっかけに犯罪組織の捜査へ乗り出す警察映画。

序盤に漂う『チャイナタウン』を思わせるフィルムノワール感に好感を持ったものの、終盤にかけての駆け足飛びの展開は詰めがやや甘め。中盤において重要人物であるヒロインの24時間体制の監視に時間を割きすぎてしまったことの代償でしょうか。ただ今回のヒロインは本当にキレイな女優さんで、それはそれとして至福の時間でしたが( ´∀` )

上記にプラスアルファ音楽も揃ってただけになんとも惜しい残念な映画でした(´_ゝ`)
Hina

Hinaの感想・評価

2.3
同僚のしょうもないミスで格下げになった刑事・シャーキーが娼婦殺人事件の謎を追う。
中盤メッチャダレる。盛り上がるのは冒頭のバスジャックとラストのビル内銃撃戦(ヤク中の殺し屋のインパクト大)くらいか。情報屋の用心棒役でビル・ナン(『ドゥ・ザ・ライト・シング』のラヒームや『スパイダーマン』の編集長役。本作がデビュー作)がほんの一瞬映るのを確認できたのが唯一の収穫
慶次郎

慶次郎の感想・評価

3.9
バート・レイノルズの傑作‼️
マイ ファニー バレンタイン
必見、観るべし‼️
Mouki

Moukiの感想・評価

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記録

ヘンリー・シルヴァの映画でしょ~ww
ヒロイン美人。

このレビューはネタバレを含みます

バート・レイノルズ主演&監督の
「シャーキーズ・マシーン」について。
若い頃とてもお気に入りの映画だった。
VHSも中古だけど買って何度も観た。
麻薬捜査官だったシャーキーがおとり捜査でポカやって、
売人がバスジャックしちゃう(チョウ・ユンファの映画で
同じシチュエーションがあったはずなんだけど、タイトルが思いだせない)。その責任を取らされて、掃き溜めみたいな風紀課へ転属。
ショボイ仕事ばかりでうんざりしてたところに、
潜入捜査中のCIA捜査官と娼婦が殺される事件が発生。
一晩1000ドルの娼婦に行き当ったシャーキーたちは、
どうにもきな臭い政治からみのこの事件に、
俄然やる気を見せていく!
普段見下されてる風紀課の面々が
シャーキーを中心に
どんどんいっぱしのチームになっていく
さまはほんとに気持ちがいい。
山田正紀の「火神(アグニ)を盗め」とか、
駄目なんだけど駄目じゃない人たちの
活躍するお話だから、
とってもとっても大好きだったんだろうなあ。
シャーキーたちの邪魔をする人々も変だった。
なぜか暗殺集団はチャイニーズ系だったりするしなあ。
一番
強烈に印象に残るのは
ヘンリー・シルヴァが演じてた殺し屋ビリー・スコア。
相手にとどめを刺す前に必ず雄たけびを上げる。
いつも薬をキメてるんで
銃弾を何発くらっても死なない死なない。
シャーキーの相棒、アーチ刑事との至近距離での
銃の撃ち合いシーンはもう最高!
(このシチュエーションを正々堂々の一騎打ちに
昇華したのがジョン・ウー「男たちの挽歌2」の
ケーンVS中野浩一似の殺し屋なんじゃねえかと思うんだけど)
雄叫ぶビリーはほんと強烈だよ。
「シャーキーズ・マシーン」ですげえかっこいいのが
OPとEDの映像。
早朝のアトランタの空撮からぐーっとカメラが寄っていくと
線路の上をのしのし歩くシャーキーと並走する。
これがBGMの「ストリート・ライフ」と相まってまあかっこいい。
EDは事件解決後のシャーキーから今度はカメラがアトランタ市街へ
ぐーんと上がって空撮に。
やはり何度も観てしまうのだった。
moya

moyaの感想・評価

4.5
風紀係の面々とバートレイノルズのチームワークとユーモア、犯罪の醜悪さ、悪役ヘンリーシルバの存在感、愛情表現、音楽。非常にまとまって面白い、良い作品だと思います。
映画好きの友人と話しても、まず見てない。
薦めてもなかなか見てもらえない…もったいないなあと思います。
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