なばる

神と共に 第一章:罪と罰のなばるのレビュー・感想・評価

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)
3.6
ようやく日本配給決まって嬉しい…!!

昨年、韓国でタクシー運転手に続いて動員数1000万人越のヒットとなった本作。
冥土の使者が少女を守って落命した消防士チャンホを連れて、地獄の大王達の審判を受けていく。チャンホは貴人(生前特の高い行いをした人)なので楽な道のりになると思っていた使者達だったが、予想外に厳しい審判を受けることになる。

ストーリーはテンポ良く、飽きずに最後まで観られた。
そして登場キャラクターがみんな魅力的。
特に冥土の使者三人組のおじさん二人と少女っていう組み合わせが!!個人的にツボ!!
寡黙なリーダーのハ・ジョンウはもちろん、軽口ばかり叩くチュ・ジフンが、何かあれば真っ先にチャンホ達を守るために動くのがかっこいい。そして弁護に一生懸命な少女キム・ヒャンギは可愛い。
ただメインキャラのチャンホができた人間過ぎて、もっとエゴに生きた部分も見えたほうが感情移入できたように思う。泣いたけども。

原作はWeb漫画(웹톤)だそうで、アクションも満載。空中から剣を呼び出して戦う姿には、いくつになっても中二心をくすぐられる。
もっと使者達の背景を掘り下げてほしいなあと思ったらどうやら続篇でやるもよう。
なばる

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