慶

神と共に 第一章:罪と罰の慶のレビュー・感想・評価

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)
3.7
「リメンバーミー」とか、クドカンの「TOO YOUNG TO DIE!」や丹波哲郎の「大霊界」を思い出した。

死後の世界を描いた作品っていくつかあるけど、この映画は天国だとか地獄だとかそういう話ではなく、生まれ変われるかどうかの試練と家族の物語。

この映画は死んだ人の中でも生前に善行を積んだ“貴人”に焦点を当て、さらにその家族の物語や3人の使者たちの物語も同時進行していく。


ウェブコミックが原作とのことなので、お話云々は置いといて、映像や演出に驚いた。

韓国映画を舐めていたわけじゃないけど、「ここまでかっ!」って唸りたくなるほどのアクションとスピード感。

そこに韓国らしいコテコテのお涙親子愛とかも合わさって、現実的で非現実的な世界観が出来上がっている。

高評価だったので期待しすぎた感はあったけど、それでもなかなか面白かったし、たぶん第二章も観るかな。第一章だけでもこれはこれで完結してるのでこれだけ観るのもありです。
慶