このレビューはネタバレを含みます
ヤン・シュバンクマイエルの“ファウスト”。ゲーテは子供の頃ファウスト伝説の人形劇を見たらしい…さらにプラハはファウスト伝説が残る土地。そうした背景も踏まえると、はちゃめちゃですけど興味深い。
ゲーテの“ファウスト”ではなく、ファウスト伝説を素材にしたもの。
しかしあのバレエダンサーたちはいったいなんなんでしょうか…チェコは国立バレエ団もあるし安っぽく出さないで欲しいというか。いえ何らかの表象ということなら別に気になりませんけども。ちょっとモヤっと…あれはなぁ…
とまれこうした伝説や物語に取り込まれてしまうお話は好きです。ちょうどベジャールの“ザ・カブキ”で由良之助になっちゃう若者を観たばかりなので。