mikoyan358

負け犬の美学のmikoyan358のレビュー・感想・評価

負け犬の美学(2017年製作の映画)
3.5
成績は上がらないがひたすら打たれ強い主人公が家族のために、という内容であり全然負け犬の話ではなく、邦題どうにかならんかなこれ。ボクシング映画といえば華々しい活躍を描くものが多い中、こうして正直うだつが上がらない無名のボクサーがどう頑張って生きていくか、というのは異質ではあるものの、自らの人生を賭して愛するものを守ろうとする想いが終始一貫しており、アメリカンムービー的な大団円ではなくても鑑賞後には心地よい余韻に包まれる。「アメリ」のニノだったはずのマチュー・カソヴィッツが打たれ過ぎて顔が変わり気の毒になるほどだが...
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