台湾の学園ホラー。イジメ。浮浪者を襲う怪物。老人虐待…
そして、少年たちは怪物を監禁する…
偽りの友情、偽りの優しさ、偽りの正義。全て偽りで、全て真実なんよなぁ、あの頃って…
これはかなり過激でロックな青春映画。
怖くて痛くて辛くて悲しくて、何故か懐かしくなる。
ラストからエンディングに入る所好き。
中国語のエンディング曲の歌詞が字幕で出るけど、それが正にラストの主人公の心情とリンクしてて、少し古いロック調の曲と相まって心にズドンと来る。
感動じゃないよ。
敢えて言葉にするなら痛みかな。
そこが心地良い。
これは名作です。
Charaの「My way」のカバーをバックに、バスの中でスイカジュースが出来上がるシーン…最高にセンチメンタルになるのなんでなんやろう？
