東京国際映画祭、『カンボジア若手短編集』より『三輪』です。
ある意味どんでん返し映画でした。
ポル・ポト政権下のカンボジアについて知識のないおバカな自分だからこそ、プチどんでん返しを味わいました。
カンボジアを描いた映画って、『キリング・フィールド』ぐらいしか見た記憶がなくって……勉強しろってことなのね、すみません監督(´；ω；`)

『20ドル』でも思いましたが、面白いカメラワークがあって大満足した一本です。
「これ好きだ」って思ったシーンは、夫がコンロの火を止めに行くところです。
フレーム外に夫がフェードアウトしたら、床に座って飯を食う奥さんがパッと姿を現すではありませんか！「これ好きだ」決定です。

監督としては、途中トゥクトゥクに乗せた女の子は、幻を表現したかったんだとか。
昔強制結婚させられたことで失われた想いがあったんだ、という訴えの幻。
なるほどなるほど、そういう意味合いだったんですねぇ。
因みに、足の裏にろうそくを垂らしてる理由は、イボを治す？ためだそうです。こちらは通訳の女性が聞いてくれました笑
カンボジアではよくやる民間療法らしいです。

• #東京国際映画祭2017

短編/ ドラマ

• #撮影DouglasSeok

今年145本目
前日あまり寝てないせいか、少しうとうとしてしまいました…

足にロウソクを垂らしているところが印象的でした…