このレビューはネタバレを含みます
（ブログから転載）
オリジナルは韓国映画の『サニー 永遠の仲間たち』。
舞台を九十年代の日本に移してコギャル・カルチャーをメインにした結果、オリジナルにあった政治的な背景やいろんな意味での暴力性はほぼ姿を消しており、リメイクとゆーよりリブートに近い作品になった気がする。
オリジナルとは別物とゆー意味で。
監督は大根仁。
別物なので別物ならではの良いところもあり、公開は１８年だけども奇しくも平成とゆー時代を振り返る作品になったのは興味深いアレンジだとおもふ。
わたくしはコギャルではなかったのでこの時代考証がどれだけ正しかったのかは判らんが、
只、確かにこんな時代、も、あったんだろな。ポジティブが過剰に描いているので、自分の中の九十年代イメージとはかなり異なるけども。（「エヴァ」の扱いには若干モヤモヤっとさせられましたが、あんなふうに観てたヒトも、まあいたんでしょうな）。
あの時代の、
あの多幸感を断片的にも味わえたのは楽しかった。
しかし主人公（篠原涼子）自身の問題は何も解決してないとゆーか、何も提示されなかったのは残念。
広瀬すずのキャラもスベってるとゆーか、そーゆーことではない気がする。
それと現代パートで、少しは自分でスマホやネットでも探せや、と思いました。
それからそれからWOWOW版ではカット修正が入りましたが、新井浩文が出てたんだね。
納得。
