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ラブ・トゥルーのboaaaaatのレビュー・感想・評価

ラブ・トゥルー(2016年製作の映画)
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キャサリンさんのツイートで知って視聴期限ぎりぎりに見たやつ。
3人とも等身大に愚かな人なのがよかった。心象風景と音楽のエモさと、本人たちの普通に愚かな感じのギャップよ。
あとは本人が本人役で再現ドラマを演じる事・別の人が実在する人物を演じる事で生まれるなんかよくわからんけど妙な魅力。




人との関係がだめになったとしても、それまでのすべてがムダなわけじゃないってことを信じたいタイプなので、この映画のこと大好きになってしまうし、ブレイクの結末には見てて目がじわってなって焦った。電車で見ていたので。

あと、映画って、実際はその後も続いていく時間の一部分を切り取って物語ることができるってところが好きだなと思った。ブレイクがこの後大学をドロップアウトしてまたストリッパーに戻ったとしても、ウィリーがホヌを持て余してネグレクトに至ったとしても、3人に例えどんな不幸が訪れたとしてもある時彼らが感じたことや考えたことの価値は揺るがないんだよなーと思えるから。
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