このレビューはネタバレを含みます
パーフェクトデイズ見てイラついたのではらいせに見たやつ。
若者が思慮の浅さゆえ酷い目に遭うっていういつもの話なんだけど、降霊体験が体験者にとって気持ちいいっていうのがなんか新しい気がする。とはいえ全員がアガる体験をするわけじゃないぽくて中盤からはその設定どっかいっちゃってる気もするけど、ドラッグをモチーフにしているっている感想を見て納得。
途中のダイジェストで降霊しまくり調子乗りまくりのところがアホすぎて楽しい。そんでライリー気の毒すぎ。ライリーが連れてかれたと言われてた煉獄っぽいとこやなとこすぎ。
主人公は感情に理性が振り回されて終始負け要素が多くて、どうひいきめにみても挽回を見込めないため、大オチに意外性がなかった気はする。霊にとってみたらあんなの騙すのチョロそう。とはいえ性根が優しいというか決めきれない人ではあるのが冒頭のカンガルー(オーストラリア映画なので)のくだりで示されてて、そこからオチに繋がってなけなしの抵抗に至るのがよかった。
霊になってからの見せ方がおもしろくて、あんな真っ暗な世界にずっといるの病みそうだし、人でも騙すかってなりそう。でもミア、ギリシャ語話せんのかな。
あと信じられないくらい手拍子とかの音がデカくてびびった。生きてる人間がパーティでやってる手拍子もでかいし、なんなら霊がいるっぽいですよとにおわす物音もでかい。におわせどころじゃないくらいのクリアな音だった。
今作でもあるんだけど、集団でドゥーイットって囃したてるくだり、いつ見てもしみじみ嫌いだわーって思う。
YouTuberが監督って文字面だけ見ててふーんって思ってたけど、marvel VS DCの人だ。見たことあるー。
