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ゴーストワールドのboaaaaatのネタバレレビュー・内容・結末

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

再上映で地元の公開初日に見たやつ。むかしイーニドのイラストのTシャツ着倒してたくらい好きだったので。































今でもやっぱりイーニドのこと見てると、同族嫌悪と憧れとですごいキリキリする。
まんまとポスターとかパンフレット買って、映画館のボードとかバス停のベンチとかたくさん写真に撮ったけど、まじでヤスミノが言ったみたいにイーニドが見たらなんて思うだろうかって気持ちにもなる。
一回り以上年下の友人と一緒に見たんだけどその人は初見で、エモい映画的文脈で見たかったらしくて、それを聞くとなんか複雑な気持ちになって、でそう思う自分のだるさがなんか嫌になった。

むかしDVDで見た時はあのラストシーンが逃避に思えて、寂しさと清々しさと同時に近い将来にある転落とか不穏さを感じさせるような怖さもあって好きだったんだけど、一緒に見た人はあの終わり方は青春の終わりで、ある種の出発だとちょっとポジティブな言い方で言っていて人によっていろいろ表現が違うんだなと思ったし、そう言える人のことが眩しくてちょっとだけうしろぐらいような気持ちになった。
とはいえ別にすごく暗くて重い話じゃないしコンビニのくだりとかやぱめちゃ笑ってしまうし、まあエモいオシャレ映画って括られるのもそれはそうで、大体会話でこんな煮え切らないことうだうだ言ってたらやばいやつだし、でもこの映画見た後くらいはやっぱりうだうだ文句言ってたいなと思う。
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