Wata

あの頃、君を追いかけたのWataのレビュー・感想・評価

あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)
3.5
あの時ああしてれば違う未来もあったのかな。

そんな「あの頃」に思いを馳せたくなる映画でした。


齋藤飛鳥の一つ一つ丁寧な話し方と、いたずらっぽい笑顔が可愛かった〜
山田裕貴の幼稚な笑い方も愛嬌があって好きでした!


制服の冬服の違和感だったり、デートが急に台湾だったり、受験シーズンが夏だったり、
オリジナルの台湾版は見ていないけれど、所々オリジナルに引っ張られすぎでは?と思ってしまうところがありました。

けれども、夏の浜辺で今後の進路について語り合うシーンは、日本とは違った新鮮な感覚で良かったです。

浮き足立っている春も新生活にはぴったりの季節だと思いますが、
夏も、今までのことを振り返って今後のことに思いを馳せる季節としていいなぁ、と思いました。


常に2人に焦点を当てた物語と、爽やかだけれど少し寂しげな映像の温度感が素敵な映画でした!
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