あおい

予兆 散歩する侵略者 劇場版のあおいのレビュー・感想・評価

3.6
「愛」を求めた侵略は、既に始まっていた…

夏帆&染谷が夫婦役を演じる「散歩する侵略者」もうひとつのお話。邦ホラーとしても、SFとしてもやっぱり出来のいい作品!大変満足です( ^ω^ )染谷がひたすら右手のミギーを痛がっていて、なんの映画見てるか分からんかった( ^ω^ )

◎ストーリー
医学光学士の夫・タツオとその妻・エツコは、ささやかな結婚生活を送っていた。そんなある日、夫タツオに異変を感じるエツコ。右手に不調を訴え、さらに新任の真壁という医師と毎日どこかへ行っているようなのだ。時を同じくして、エツコの同僚がおかしな妄言を言い始め…

本家とはまた違った感じ、かつ侵略者が愛を求める理由が少しわかるような映画。東出の名演技が素晴らしい!イケメン、高身長で侵略者役もやってのける、やっぱ良い俳優やなぁ( ^ω^ )

演技過剰気味の染谷は、だんだんお笑い( ^ω^ )フジタツにも似た要素を感じる。でも演技上手いし、嫌いになれん( ^ω^ )
夏帆との夫婦もかなりしっくりきてました。今回の厚生労働省は大杉漣でした( ^ω^ )

お話は、本編の前なのかどうなのか分からんけど、概念奪う怖さは本編より感じる場面多かった。無表情な松田龍平も怖いけど、不敵な笑みを浮かべる東出が出せる雰囲気やったのか。

ただ、神父の東出との関わりがあるのかないのか?これが結局イマイチ納得できなかった。同じ顔の別人物ってことでいいのかな?あそこで愛を奪ってたりしたら、医者から神父になったとも考えられるけど。
神父から概念奪えなかったことも、夏帆とおなじような能力があったということなのか。

夏帆と染谷の愛も、あまり感じられるなかったな。特に染谷側から夏帆への。

あれこれ考えると謎すぎるけど、雰囲気最高やし、怖いしで、本編観てるなら全然おススメできます!
あおい

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