フィルメックスで観たもの。とりあえず記録。
シルヴィア・チャンの監督、主演作品。
母の死を看取ったホェイイン(シルヴア・チャン)は、母を父と同じ墓に入れるため田舎にある父の墓を移そうとするが、田舎で身寄りなく暮らす最初の妻の激しい抵抗に逢うというお墓争いのストーリー。
農村暮らしのナナ、主人公ホェイイン、テレビ局で働くホェイインの娘という三世代の女性の物語でもある。
世代の違いと都市と農村という地域性ゆえにそれぞれの相容れない価値観がぶつかる波乱と、形は違えど通底する強さたくましさ。かなり頑固者でもある。
ホェイインの気の強さを淡々とうけながしつつ包容する夫役をティエン・チュアンチュアン監督が好演。
シルヴィア・チャンが可愛いかっこいいというのが一番の感想。