滑り込みでなんとか観れた!
アリゾナで起きた巨大山火事に立ち向かった消防士達の実話。
竜巻にしろ山火事にしろ、アメリカはとことんスケールがデカイ!
人間には太刀打ちできないだろ!ってレベルの業火にどう立ち回るのかを分かりやすく見せてくれる。
それが穴掘ったり、迎え火をぽつぽつ巻いていったりと地味な作業なんだけども。
それなのに木を守るシーンなどは「おおーっ!」となるのは見せ方が上手いからだろうな。
この映画が評価されるべきなのは、消防士たちをヒーローとして必要以上に美化せず、等身大の人間として描いてること。
現場に向かう時はトラックの中でケツを丸出しにしたり、下ネタの応酬だったりとアホなんです。
どちらかというと苦手なタイプの人達。
更には主人公として据えられてるブレンダンもヤク中だし窃盗するしで最初はクズ。
更にはそのブレンダンに対してイジメをする者まで。
それでも命懸けで人々を守り、精鋭部隊(ホットショット)になるべく奮闘する彼らの生き様に段々と感情移入していく。
それもこれも彼らが誰かの息子であり、誰かの親であり、誰かの夫であることを長い時間をかけて丁寧に見せてくれるから。
そこにきてあのラストは衝撃。
エンドロールの写真は涙無しには見られない。
マイルズ・テイラー、ジョシュ・ブローリン、ジェームズ・バッジ・デールも熱演。
テイラー・キッチュに至ってはエンドロールで名前出るまで彼だと気付かなかった。
そんな彼らの人となりがよく分かる記事を見つけたので貼っておきます。
【注意】この記事には映画の内容が分ってしまうものです。
ネタバレが嫌な人は観た後に読んで下さい!
https://www.sankei.com/smp/west/news/130720/wst1307200070-s.html