バッティ

犯罪都市のバッティのネタバレレビュー・内容・結末

犯罪都市(2017年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

マ・ドンソクが殴る!物は壊れて人は失神する!強い!そういう映画でした。


ちょっと映画に乗れなかった自分がいるかな〜初めは実録モノっぽくでヤクザの蔓延る仁義なき戦い的ノワールなのかな〜とか思ってたけど、全然そんなに暗くなかったし。見方を間違えた感ある。コメディ挟むところもあったしね。個人的にはバラバラ死体!とか躊躇なき斧!とかやったぐらいだし、もっと陰惨で人が死ぬ世界にマ・ドンソクを投入するみたいなのが見たかった。

しかし悪役の最後がまぁ〜惨めつーか泣き声が最高でしたね。滅茶苦茶やる狂った悪役だからすげぇ気持ちいい奴で、かっこよく終わらなかったのが良かったね。好き。

しかしマ・ドンソク、強い。全然不安がなかった。あの腕に斧振り下ろしても斬れないでしょ。ナイフ刺しても抜けないでしょ。もっとマ・ドンソクにメロメロになって見るべき映画だったのかもしれない。でもマ・ドンソクPV映画って撮り方でもなかったしな。何かしら振り切って欲しかった。

あと脚本分かりづらいというか入りにくかったところに、2004年って顔が割れてる犯人あんなに場所分からないものなの?証拠がないとか下手人が分からないとかで逮捕出来ないとかなら分かるけど、2ヶ月も足取りが分からないってのが入って来づらかった。現代の監視社会っぷりと比べるから悪いとか、中華街の混迷が凄いとかもあるけどさ。時間経過が全然伝わってこなくて、あっ2ヶ月も捜査してたんですか、数日の時間経過とばかりに……って感じちゃった。

あとそのせいで、ずっと3人だけで行動してて毒蛇組は中間職置いてカネを巻き上げてるだけだと思ってたので、2ヶ月の間に普通に手下として吸収してるとは…って感じだった。

書いてて思ったけどずっとマ・ドンソクがピチピチ半袖来てるから季節感消失してたのかもしれない。ふわふわ冬服マ・ドンソクとか見たい。暑いとは思いますがどうにかしてもこもこの服を来てピースしてほしい。
バッティ

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