えし

娼年のえしのレビュー・感想・評価

娼年(2018年製作の映画)
4.0
サングラスかけてタンバリンを打ち鳴らしたい。

バーテンのバイトをしている大学生である主人公は、退屈な毎日をおくり女性に対して大した興味を持てないでいた。
そんな中1人の妙齢の女性と知り合う。
その女性はボーイズクラブ、男娼の元締めで…

応援上映の異様さにかなりの評判を得ていた本作。
原作は石田衣良さんで、私も10年以上前に既読。話の流れはわかっているだけに、間の描写がどうなるのかというところ。

人のSEXを笑うなと言ったのは誰だったか。本だな。この映画を観て笑うなというのは無理というもの。
男娼の主人公は様々な女性と関係を重ねるうちに成長していくのだけれど、その女性たちが面白い。
ただの松坂桃李のAVだという人もいるだろうけど、話としてもいい。

ベストバウトは西岡徳馬のところだよなぁ。
えし

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