ぱっと見区役所の職員のような風貌のオッさんが持つ突き詰められた美的センス。
黒しか着ないので、自分は袖を通す事ないであろうあまりにもカラフルなテキスタイルを絶妙なバランスで組み合わせる匠。
一歩間違えれば大事故のチンドン屋衣装が、美しく映えるのはまさに芸術。
いずれにせよ、渋滞だらけの都内の道路でフェラーリやランボルギーニ自己満足と見栄で乗ってるのと同じように、彼の服を東京で着て映える場所ってあるのかね!?!
と、思うと、着ればいいってもんじゃない感も考えさせられる。
そして皮肉にも彼の信念と対極にあるファストファッションZARAが真下にある環境での鑑賞。