えり子

女ともだちのえり子のレビュー・感想・評価

女ともだち(1983年製作の映画)
4.0
女性同士の愛の描写が繊細、エレガントでした。
戦争で夫を失ったり、収容所に入れられたりと、二人とも苦労して、辛い思いをして、戦後何とか夫と子供がい、平凡に暮らしている。
それが、子供の学芸会で出会って、お互いに一目惚れ。
と言って、別に性的刃物でなく、プラトニックです。
さりげない場面に静かな愛が感じられ、二人の夫達はいい人なだけに、うむと思ってしまう。
ただ、監督は日本及び日本人嫌いらしく、こどもが恐ろしい風態の男を見て
「ジャポン」って言ってた。
なのに字幕は「怖い人」で、ああいうのきちんと訳してほしいわ。
忖度は必要ないです。
出ないと、字幕への信頼がなくなる。
えり子

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