えり

夜の大捜査線のえりのレビュー・感想・評価

夜の大捜査線(1967年製作の映画)
3.9
人種差別を扱っているが、テンポ良くストーリーが進み、重くなりすぎずに観ることが出来た。サスペンスとしてはスリリングさに欠ける感じがしたが、終始毅然とした態度でありながら、素直で人間らしさを感じられるヴァージルのキャラクターが素敵で引き込まれた。

鑑賞後は凄く感情が揺さぶられるといった事は無く、少しだけ切なく、少しだけ温かい気持ちになり、少しだけ後味の悪さが残った。それが逆に絶妙なバランスで心に残る1本だった。
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