2018/10/7再鑑賞
先月観に行ったばかりだけど今度は未見の妻を連れて。前回であらかたのからくりは判っていたので、もう冒頭のワンカットドラマの時点で笑いを堪えるのに必死だった(笑)。巧みにネタバレしないように映り込みとかせず「違和感」にとどめているからこそ後半を観始めてからのスッキリ感が強く、製作者の手玉に取られる心地よさを覚える。流行りものを流されて観るのが癪だ、とか思っていたひねくれ者の自分でもこれだけハマれたのだから、この面白さは本物なんだろう、ということで点数5.0に変更！ほぼ全てがネタバレ項目なので、残せる感想といえば「酒の飲みすぎ注意」「硬水軟水取り違え注意」そして「ポンッ！」くらいだろうかw
2018/9/15鑑賞
いやー評判通り、笑った笑った！前半でいくつも出ていたそこはかとない違和感という伏線を全部後半で回収し、最初はこの映画どこに行くんだろう(そして画面酔いが酷い身としていつ終わるんだろう)と危惧したのに最後はホッとしてじわりと温かな気持ちになる。こういうメタ的描写という点では、立ち位置やテイストは真逆ながら(笑)トリュフォーの代表作「アメリカの夜」に負けないくらい完成度は高いと感じる。90分あまりの上映時間にひとつとして無駄な瞬間がなくあっという間に駆け抜けていったなあ。邦画では今のところ文句なしに今年ベストの一作。
